26歳人気ラッパーが急死。「お前のせい」と元カノに非情コメントが殺到
アメリカの人気ラッパー、マック・ミラーが死亡した。白人ラッパーとして、数々のヒット曲を世に送り出してきた時代の寵児。まだ26歳という若さだった。
芸能メディア「TMZ」によると、マックは9月7日(金)正午頃、ロサンゼルスのサンフェルナンドバレーの自宅にて意識不明の姿で発見され、駆けつけた救急隊により死亡が確認されたという。
アリアナ・グランデの元恋人としても知られていたマック。一方で、長年に渡り薬物依存症を患っており、薬物の過剰摂取が今回の死因であるとされている。
マックは死の直前、インスタグラム上でターンテーブルを回し、自身の曲『ソー・イット・ゴーズ』を流すプライベート動画を投稿していた。
2016年に交際を開始したマックとアリアナ。しかし、今年5月には2人の破局が報じられた。
アリアナと破局後、酒に溺れていたとされるマックは今年5月飲酒運転で逮捕されていた。その際、合法とされるアルコール量の2倍が検知され、アリアナからは「自分を大切にしなさい」とツイートされる始末だった。
人気歌手元交際相手であるアリアナは、マックの死去に大変なショックを受けているといわれている。そのアリアナは現在、インスタグラムにメッセージなしでマックの写真を投稿、元彼に追悼の意を表している。pls take care of yourself
— Ariana Grande (@ArianaGrande) 2018年5月17日
マックとの破局が明らかにされた直後には、コメディアンのピート・デヴィッドソンとの熱愛、婚約が報じられたアリアナ。マック死去が伝えられると、アリアナのアカウントには、「お前の責任だ」「あなたが彼を死なせた」といった非情なコメントが殺到した。このため、現在メッセージの投稿ができない仕様になっている。 マックが飲酒運転で逮捕された際にも、ファンからSNSで非難されたアリアナは、「私は(彼の)ベビーシッターや母親ではない」と話すも、マックが立ち直ることを心から願っているとしていた。 これまで、「The Way」「My Favorite Part」といった曲でコラボしてきたマックとアリアナ。ローリングストーン誌のインタビューでマックは、アリアナについて「彼女はまさに天使の歌声」と語っていた。 マックの死に際して、様々な著名人から追悼の言葉が発表されている。 ミュージシャンのチャンス・ザ・ラッパーは「俺が知るなかでも一番やさしい男の一人だった」、ラッパーのウィズ・カリファは「マックの家族に思いを馳せる。ゆっくり眠ってくれ」と哀悼。人気歌手のショーン・メンデスも「現実じゃない。本当に悲しい」とSNSに綴った。 8日(土)にはエルトン・ジョンが、自身の米ペンシルベニアでのライブにて『僕の瞳に小さな太陽』をマックに捧げていた。 今年8月に最新作『Swimming』を発表したばかりだったマック。10月からはツアーを行う予定だったという。これからますます活躍が期待された26歳のミュージシャンの死に衝撃が広がっている。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>