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勝間和代さんが教える時短料理のコツ。食材と調味料、こだわるならどっち?

 勝間和代といえば経済評論家として有名ですが、著書『勝間式 食事ハック』は料理本。 勝間式 食事ハック しかしさすがの勝間式、美容や健康の一段上をいく「人生の生産性を上げる食事術」を提案しているのです。

食事ハックとは何か

 ライフハックとは一般的に、仕事・家事などの作業を効率よくこなし、生産性を上げ、人生をランクアップさせるための工夫として使われる言葉です。本書は「ライフハックにもっとも重要なのは食事ハック」と断言。年々、ダイエットに有効な新しい食事療法が流行るのは、結局は毎日の食生活が重要だと、皆が心のどこかで理解しているからではないでしょうか。 外食 ええ、わかっているのです。本書が言うように「加工食品や外食を食べまくると自然に太る」という事実も、「食生活を改善しない限り、運動だけでは痩せない」という現実も。  本書は超多忙な勝間和代さん自身が、「6年かけて食べ物を改善していったところ、びっくりするくらい太らなくなり、夜も自然に眠れるようになった」という、食事ハックの知恵と実践の集大成。一見、「お金で解決」に見えなくもないのですが、長い目で見れば節約につながるのです。

勝間和代式、目指すべき食生活とは

 時短でおいしいものを食べるために、勝間和代は「調味料に使う塩や醤油、味噌はまじりけのないものであること」を勧めています。たしかに調味料を変えるだけなら、料理や日々の買い物の手間は増やさずに食事をおいしくできますね。数年前から、私も調味料にこだわるようになりましたが、若干高いとはいえ、基本的な調味料を変えるだけで驚くほどおいしくなります。結果、余分な化学調味料が不要になりました。 調味料 もう1つの工夫は、主食を玄米と全粒粉にすること。なんと、そうすれば副菜を減らしてもよいというのです。精製されていないいわゆる“茶色の主食”は「そのものに十分な食物繊維と栄養が入っているので、副菜の手を抜ける」のだそう。  私は玄米も全粒粉も大好物ですが、本人は良くても家族が苦手な場合もありますよね。実際、私の主人はごはんもパンも白派です。しかし、キッチンと家族の健康をあずかるのは私の役目なので、じょじょに慣れてもらいました。玄米なら発芽玄米から開始し、全粒粉は「おいしいよ!」と暗示をかけました。慣れてしまえば、香ばしくておいしいのです。
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勝間和代さんが、最新の調理家電を駆使する理由
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