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スターたちの婦女暴行疑惑「不起訴」が相次ぐやるせない理由

 女性たちからのセクハラ告発が続くアメリカのエンタメ業界。しかし、名声ある男性スターたちによる疑惑が次々と明るみにされている中、法的に裁かれないケースも多いようだ。

 人気グループバックストリート・ボーイズのニック・カーター(38)にかけられていたレイプ疑惑について、不起訴が決定した。日本でも大ヒットした曲「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ」などで知られるバックストリート・ボーイズのメンバーで、一番人気ともいわれていたニック。昨年11月、2003年に自宅で無理やり性行為をさせられたとしてシンガーのメリッサ・シューマンから訴えられていたが、半年間に渡る警察の捜査の結果、2013年に時効を迎えているという理由から起訴しないことを警察側が発表した。

ニック・カーター

ニック・カーター

 疑惑が浮上した当初からその事実を全面否定してきたニックは、無実が証明されたことに満足しており、この件に片が付いたことを喜んでいると弁護士を通じてコメントを出した。

 一方でメリッサは、婦女暴行に関するカリフォルニア州の時効が2016年であるため、不起訴になることは予想していたとしながらも、自身の言い分が警察の記録に残ったことはせめてもの救いだとして以下のようにコメントしている。

「過去に起きた暴行事件について法律が全面的に適用されないことは残念なことです」

「しかし将来必要な時のために私の証言が記録に残り、捜査され、保管されたことに、少なくとも慰めを見出せます。私も目撃者も証言をしました。名乗り出たことは自分のためにしてきたことの中で最高のことでした。同じように感じている人たちが名乗り出るきっかけになることを願っています」

 メリッサは昨年、ブログへの投稿の中で、ニックから無理やりオーラルセックスをされた後、自身にも同様の行為をするよう求められたと綴っていた。そして、ニックに寝室へと連れて行かれ、結婚するまでしないと決めていると何度も伝えたのにセックスを強要されたと告白していた。

 その直後、この事件に関してニックは全て2人の合意の上だったとする声明を出していた。

「今回の告発にショックと悲しみを隠せません。メリッサは一度も僕らの間に起こったことが同意の上のものじゃなかったなんて言ったことはありませんでした。一緒に曲をレコーディングしてライブまでもしました。僕はいつでもメリッサに対して私生活でも仕事においても尊敬と支持を示していました」

このような非難を20年もの月日が経った今になって、初めて耳にしています。故意に誰かを不快にさせたり傷つけたりするようなことは、僕の性格や僕が大切にしてきた全てのことに反するものです」


 甘く切ないバラードで世界の女性たちをメロメロにしたバックストリート・ボーイズ。そのなかでも、サラサラのブロンドヘアに甘いマスクの長身イケメンであるニック(写真中央)は一番の人気メンバーといわれていた。

 そんな全盛期に、ニックから性的暴行を受けたことを告発したメリッサ。告発のきっかけは、『レーダーオンラインRadar Online』が2017年10月30日に発表した「ニック・カーター、ハウスパーティーで20歳の女性ファンに性的暴行を加え取り調べを受ける」という記事だったという。

 その記事に対して、女性を「嘘つき」呼ばわりする書き込みが多数寄せられているのを目にして、長年封印していた事実を明らかにすべきと自ら告発に踏み切ったという。

俳優ケヴィン・スペイシーも時効で不起訴に


 俳優のケヴィン・スペイシー(59)も1992年に起こったとされる性的暴行の疑いについて不起訴となることが決定した。

ケヴィン・スペイシー

ケヴィン・スペイシー

 1992年10月にウェスト・ハリウッドでケヴィンから性的暴行を受けたと男性から訴えられていた件で、ロサンゼルスの検察官は4日(火)、時効を理由に捜査を続行しないことに決定したと発表した。

 また、米人気ドラマ「ゴシップガール」で知られる俳優のエド・ウェストウィックは、証拠不十分などを理由に、訴えられていた3件の性的暴行すべてで不起訴処分になっている。
 
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>




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