飼い猫が教えてくれた夫の不倫。ヒドすぎる夫のウラの顔とは…
“動物に助けられる”というと、昔話のようですが、ペットのおかげで結果的に助かったという飼い主は本当にいるようです。
山口彩香さん(仮名・32歳)は2年前に夫のKさん(38歳・会社員)と結婚し、すぐに猫を飼い始めました。Kさんも猫が大好きで、猫の誕生日には2人(と1匹)でパーティーをするほど可愛がっていたそうです。
するとある日、猫が右後ろ足を引きずっているのを発見。心配になった彩香さんがすぐに動物病院に連れて行くと…。
「獣医さんに、これはただの捻挫(ねんざ)で、さほど腫れてもいないし、食欲もあるので数日で自然治癒するでしょうと言われてホッとしました」
料金を支払おうと待っている時に、たまたま隣に座っていたアメショー(アメリカンショートヘア種)を連れた男性と世間話をしたそう。
「彼は、ペットの監視カメラのセールスをしているそうで…もしよろしければ、今ならキャンペーン中なので無料で10日間貸し出せるのですが試してみませんか? と言われたので、せっかくだし借りてみる事にしたんですよ」
猫ちゃんの事が心配だったのでさっそくカメラをセットしてから、パートに出かける彩香さん。
帰宅後、その晩は夫が出張中で留守だったので、SDカードに録画された留守番中の猫ちゃんの様子をひとりでビール片手に見てみると…。
「お気に入りのおもちゃをくわえてカメラに寄ってきたり、窓の外を眺めながらクシャミしたり、今まで登ってるのを見た事がない棚の上で眠ったりと…普段見る事が出来ない猫の新鮮な姿が映っていてとても可愛かったんですよね」
彩香さんは、夫が出張から帰ってきたらサプライズ的に見せてあげようとワクワクしていました。
そして翌日、パートの休み時間に携帯からリアルタイムで猫ちゃんの様子を見てみると…。
「リビングのソファーでKが、知らない女とイチャイチャしていたんです。もう驚いて…自分の心臓のバクバク音が身体中に響き渡りました」
さらに、その女性に対して猫ちゃんがシャー!と威嚇(いかく)しながら近づいて行くと…夫が冷たい表情のまま猫ちゃんを蹴り上げ、再びイチャイチャしだしたんだそう。
「あまりの事に一瞬息が出来なくなってしまって…もちろん女を連れ込んでいる事もショックでしたが、普段あんなに可愛いがっている猫をなんの躊躇(ちゅうちょ)もなく蹴れるなんて…こんな人と今後も一緒にいられるのだろうか?って頭の中がグルグルしてしまいました…」
蹴られても、後ろ足を引きずりながら果敢(かかん)に女性に対して威嚇する猫ちゃんを…再度蹴り上げる夫。
「何だか猫が私のために戦ってくれてるような気がして…ボロボロ泣いてしまいました。その時にまたKが猫を蹴ろうとしたので、思わずスピーカー機能で『もう、やめて!』と叫ぶとKと女は相当ビックリしていましたね」
監視カメラのその機種は、会話はプッシュトゥトークしか出来ず、時差もあるので夫と相手女性が何て言っていたかはよく分からなかったそう。
すぐにパートを早引きし、急いで帰る事にした彩香さん。
「とにかくKから猫を守らなくちゃと全力疾走しました。もう、実は不倫されてたんだ、悲しいみたいな気持ちは湧きませんでしたね。ただ何の罪も無い猫を、自分の性欲のために蹴り上げる事を何とも思わないKからドンドン心が離れていきました」
飼い猫のケガがきっかけで夫の不倫に気づいたという女性の話をきいてみました。
夫婦でかわいがっていた猫の足に異変
ペットの監視カメラを試してみた
女性と不倫中の夫が猫を蹴り上げた!
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