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石田ゆり子も「ネットは怖い」。SNSを休止する海外セレブや一般人が増えている

アメリカでは一般人もSNS休止が増加中

 数年前からのセレブによる影響なのか、最近では一般人もその傾向が急増中。  理由は「四六時中、SNSにアップする内容ばかり考えてしまう」「友人といても会話がほとんどなくスマートフォンばかりチェックしてしまう」「yes(いいね)の数が少ないと落ち込んでしまう」……etc。
寂しいアピール

写真はイメージです

 アメリカではフェイスブックに依存している人に対して「フェイスブック・ディプレッション(うつ)」という表現が使われていますが、フェイスブックに限らずSNS全体に対してデプレッションに陥っている人が増加しているとも言われています。  ついこの間までインスタグラムのクイーンだった私の友人は、毎日の写真アップや他人の投稿に対して「yes(いいね)」ボタンの押し続けに疲れてしまい、ある日突然休止することに。それ以降、スマホで写真すら撮らなくなってしまいました。  そのおかげで、人と会ってたわいもない会話を楽しんだり、エクササイズに励んだりと体感して何かを楽しめるようになり、メンタル的にヘルシーになったと断言しています。

面接官から不動産屋までSNSで相手をチェック

 アメリカでは会社の面接官はじめ不動産屋、Airbnbの家主が採用者や借主のSNSをチェックし、彼らの人柄やライフスタイル、人間関係などをチェックすることが当たり前のようになってきています。  法律関係者の話によると、最近ではポリスや調査員までも、ターゲットの追跡にはSNS(とくにフェイスブック)をチェックするのは当たり前だそうです。  うっかり投稿してしまった一枚の写真がアリバイとなり、訴訟問題に発展したケースも多々あるそうな……。ちょっとゾッとしちゃいますね。  ビジネスに使うものは別として、個人情報をパブリックに公開しているようなSNS。今後は、個人の日記の垂れ流しのような内容ではなく、少し自粛ムードになると予想されます。  例えば、フェイスブックなら本来の目的のように昔の友人と連絡するツールとして使われるようになる、とか。日本でも今後は様々なSNS活用のピークが過ぎ、少し落ち着きモードになるのではないでしょうか。 <文/高橋百々>
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