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「#MeToo」できなかった被害者に変化が。勇気を与えた新たなハッシュタグとは

 最近、SNSで#WhyIDidn’tReport(なぜ私は告白しなかったのか)」という運動がトレンドになっている。その流れを受け、人気女優2人がある告白をした。

 1人は、Nefrix(ネットフリックス)で配信されている大人気ドラマ『リバーデイル』でおなじみの女優リリ・ラインハルト(22)。そしてもう1人は、ホンダ「ライフ」のCMに登場したこともある人気女優のアシュレイ・ジャッド(50)。リリとアシュレイは、#WhyIDidn’tReportのタグを付け、性的暴行の被害を告白した上で、今まで体験談を明かさなかった事情をツイッターで説明している。

リリ・ラインハルト

『リバーデイル』のリリ・ラインハルトが性的暴行の被害について告白

 『リバーデイル』リリは今まで口を閉ざしてきた理由についてこう語る。

「自分の仕事を失いたくなかったし、悲劇の主人公を演じてると思われたくなかった」

 一方のアシュレイはこう綴った。

アシュレイ・ジャッド

アシュレイ・ジャッド(C) Starstock

「最初は7歳の時だった。出会った大人たちに伝えたけど、『彼は良いおじさんだよ。そんなつもりじゃなかったはずさ』って言われた。だから、15歳の時にレイプされた時には、自分の日記にしか明かさなかった」

「ある大人がそれを読んだ時、大人の男性とセックスしたと私が罵られた」

 また、モデル、女優として活躍し、米人気料理番組『トップ・シェフ』の司会も務めるインド出身のパドマ・ラクシュミもこの運動に参加し、こうコメントした。


「初めて性的暴行を受けたのは7歳だった。母の再婚相手の親戚で、両親に伝えたけど、邪険にされた」

「2度目は16歳の時で、まだバージンだった。彼は恋人だった」

『デートレイプ』なんて議論は80年代にはなかったの。私は怖かったし、恥ずかしかった」

「#MeToo」を始めた女優の呼びかけで再びトレンドに


 今回の#WhyIDidn’tReport運動は、米連邦最高裁の判事に指名されたブレット・キャバノー高裁判事からの性的暴行を告発した女性を支援する動きから始まった。

 10代の頃にキャバノー氏から性的暴行を受けたと告発したのは、大学で心理学を教えるクリスティーン・ブラゼイ・フォード教授。このクリスティーンさんを支持しようと、女優のアリッサ・ミラノがある発言をしたことがきっかけとなった。


 この疑惑に関しては、キャバノー判事を指名したドナルド・ドランプ米大統領が「もしフォード教授が彼女の言うような酷い被害を受けていたのなら、本人や両親が地元の司法当局に訴えて、すぐに起訴されたはずだ。だから、彼女には正式に訴訟手続きをとってもらいたい。そうすれば我々は何日の、何時にどこで起きたのかが分かる!」とツイート。

 これに対しアリッサは「ちょっと、ドナルド・トランプ、耳をかっぽじって聞きな。私は2度も性的暴行をされた。1度は10代の頃。警察に通報しなかったし、両親に明かすのでさえ30年間もかかった」と反論していた。


 今や世界的に広まった「#MeToo」運動。これも、元々はアリッサが、過去にセクハラや暴行の被害を受けたことのある人に「私も(MeToo)」と投稿することを呼びかけたことがきっかけだった。

 セクハラを告発されたスターたちが相次いで不起訴となるなか、この#WhyIDidn’tReport運動が、再び新たなムーブメントを起こすきっかけとなるかもしれない。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>




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