しかし、反対に良いこともあるそうです。
「変わった人も多いですが、近所の住人は気さくな人ばかりです。こういう地域のせいか、家賃だけでなく物価も安いのでその辺は助かっています。
激安スーパーや業務用スーパーも多いので食費は東京の2/3程度ですし、リサイクルショップも多いのでちょっとした家電を買うのに便利です。この前はバーニャカウダ用の鍋を500円でゲットしましたよ!」
また、安く飲める居酒屋も多く、飲み放題1000円強というところもあるのだとか。
「将来、子どもができた時のことを考えると町の治安に少し不安はありますが、
生活費が安く抑えられるのは魅力的なので慣れていくしかないですね」
関西の不動産関係者に話を聞くと、遥さんの暮らす地域は関西では知らない人はいないほど有名な風俗街だといいます。ただし、物価が安いのも事実なのだそう。女性の1人暮らしや家族で物件を探すときは、その地域に詳しい人のアドバイスを聞いて、こういった周辺環境にも目を向けたほうが良さそうですね。
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シリーズ「格安物件の落とし穴」vol.4――
<文/結城>
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男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:
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