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格安賃貸に住む女性、近隣トラブルに悲鳴。ゴミあさりに露出狂…

 賃貸物件を選ぶとき、どのような基準で選んでいますか? 家賃が安いに越したことはありませんが、あまりにも安い物件を選んでしまったために近隣住人に悩まされることも…。間取り図や、1回の内覧だけではわからないので要注意です。
格安物件

写真はイメージです(以下同じ)

 今年の春、地元の青森県から上京してきた美由さん(仮名・21歳)、彼女が「住み始めてまだ4カ月だけど引っ越したいんです」と嘆きます。その理由とは何なのでしょうか。

23区で家賃5万円の格安物件

「今、住んでいるのは都内の下町エリアで家賃5万円の1Kアパートです。アパレルの契約社員をしているので本当は会社がある原宿の近くに住みたかったんですが家賃が高くて……。今のアパートは家賃の安さに惹かれて即決しました。不動産会社の人からは『女性の1人暮らしにはあまりオススメしない』と言われたんですが乗り換えも少ないし、何より23区に住みたかったんです」  東京都のワンルームの家賃相場は67,645円(全国賃貸管理ビジネス協会「全国家賃動向」2018年8月)ですから、5万円はかなり格安です。  憧れの東京生活を胸に引っ越した美由さん。ですが、いざ住んでみるとトラブルの連続だといいます。 「アパートの前にごみ置き場があり、いつでもゴミを捨てて良いんです。仕事が終わるのが遅いのでラッキーと、夜中にゴミを捨てまくっていました。ある日、いつものように夜中にゴミを出した後に洗濯物を干そうとカーテンを開けたところ、ゴミ捨て場の前に怪しい人影が……」 ゴミ しばらくカーテンに影に隠れて見ていると、その人は美由さんが先ほど捨てたゴミを漁っていたのだそう! 「怖くなって彼氏に電話すると『缶とか集めてる人だろ? よくいるから気にするな!』とあっけらかんとした返事が……。地元ではそんな人見たことなかったので『東京って怖い!』と思いましたね」

ゴミ漁りだけじゃない? 怪しい住人達

 それ以来、ゴミは朝に出すようになったという美由さん。しかし、それだけではありませんでした。 「ゴミ漁りの他にもアパートの周りには変な人が多くて、露出狂に遭遇したこともあります。遠くのほうから上はジャージを着て、下は何も履いてない男の人がこっちに向かって歩いてくるんです! 家まであと数10メートルの距離でしたが露出狂に家がバレたら怖いので、タクシーを捕まえて事情を説明して家の周りをしばらく回ってもらいました。タクシー代1000円かかるし最悪ですよ」 ジャージを着た変質者 さらに、アパートの住人も変わっている人が多いらしく…… 「隣の部屋から毎晩必ず男の人の泣き声が聞こえてくるんです。他にはアパートのエントランスドアを夜中にずっと開け閉めする人とか……。怖いので非常口から抜けて裏口から出ました。それに、駅からずっと付けられたこともあります。家は1階なので帰ってすぐに電気をつけると部屋がバレてしまうので、外に誰もいなくなるまで電気もつけずに待っていたりもしました。  そんなことがあまりにも多いのでこの辺に詳しい人に話を聞いてみると、どうやら何かとワケありの方々が多い地域らしいんですよね」
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格安物件を選ぶ際、注意すべきことは?
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