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ヒモ男性にも当たり外れが?本物のヒモに“女性を癒せるヒモ”の特徴を聞いた

 9月で終了したドラマ『ヒモメン』(テレビ朝日系)で窪田正孝(30)が演じた、女性に養われる「ヒモ男性」。現実にも、あんな男性は存在するのでしょうか?
 ヒモとして、約1年間女性に養ってもらっていたというリョウさん(26歳)の体験をもとにお届けしてきたヒモの生活や実態。第3回(最終回)となる今回は、女性側の立場からヒモとの関係について考えていきます。  彼氏ではなくヒモを選ぶ理由は何なのか……ヒモとの生活に向いているのは、どんな女性なのでしょう。そしてヒモは、束の間でも女性に幸せをもたらしてくれるのでしょうか?

ヒモを養う女性は「収入」「プライド」が高い傾向

――ヒモ仲間も多く、自身も3歳年上のキャバクラ嬢に養ってもらっていた、というリョウさんですが、ヒモを養う女性の特徴などあれば教えてください。 リョウさん(以下、リョウ)「ヒモを養っている女性は面倒見のよい女性が多いですね。自分が相手になにかしてあげなきゃ、というタイプです。加えてしっかりものの女性が多く、兄弟構成を聞くと『長女』というパターンが多いです。  しっかりしていないと、ヒモと共倒れしちゃいますからね。ノリでヒモは養えません。共倒れするのは、ヒモも望むところではないので、養われる際に『この子なら大丈夫そう』とヒモ自身も女性を見極めていると思いますよ」
強い女性

写真はイメージです(以下同じ)

――他にはどのような特徴がありますか。 リョウ「他には『収入』と『プライド』が高い女性が圧倒的に多いですね。収入に関しては、一定以上の収入がないと養えませんからね。実際にボクの彼女も、キャバクラでかなり稼いでいました。知り合いのヒモの彼女もアパレル系企業で役職がついて、バリバリ働いていました」 ――プライドが高い、というのはどういうことでしょうか。 リョウ「プライドが高い女性はかなり多い気がします。すごくプライドの高い女性は普通の男性と付き合うのが大変だと思うんですよ。ぶつかりやすいというか。その点、ヒモになるような男はボクもそうですが、基本的にプライドゼロですからね。自分より明らかにダメで主張しない男の面倒を見て、自尊心を満たしている場合もあるかと思います」 ――ヒモとして、彼女とぶつかることはなかったのですか? リョウ「ないですね。のらりくらりとかわしていました。ヒモだし(笑)。彼女の愚痴や文句はだまって聞いて、適度にあいづちをうちます。でも、話の内容はほとんど聞いていません。ときどき『うるせーな』と思いながら、適当に流しているだけでした。むかついたり、腹を立てて反抗することもありません。  だから彼女も言いたいことを言えるし、居心地は悪くなかったと思います。実際にまわりのヒモもお互いの需要と供給を成り立たせて、うまくやっていたように思います。そういうのはいいヒモだと思います」 喧嘩――リョウさんの考える、いいヒモの特徴とはなんでしょうか。 リョウ「『プライドがゼロの男』ですね。これはヒモとしての最低条件だと思います。  ヒモを養う女性は、男性の面倒をみてあげたいというタイプが多いので、いろんなことに口をだしがちです。『いい加減働きなよ』『将来のことを考えた方がいいよ』など、ともすれば人格を否定されることもあります。でも、彼女たちはそうすることで自分の『男を養う』という欲求を満たしているので、ここでいちいちイライラしたり、くってかかっているようではヒモはつとまりせん。  プライドがなければ、なにを言われてもイラつくことはないので、無駄な喧嘩や言い争いもなくなります。女性としても、養っているのに事あるごとにイラつかれ、喧嘩をするのは本意ではないと思います。  あとは、『趣味の多いヒモ』ですね。やはりヒモたるもの、お金をもらっている以上、彼女を楽しませる義務があると思うんです。彼女といろんなところにでかけたり、面白い情報を持ってくるべきではないかと」
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逆に「悪いヒモ」ってどんなヒモ?
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