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ギャル男彼氏にタカられ振り回された女性…最後に得たものは?

 悪い男にもタイプがありますが、ダメ男に引っかかる女性って、なぜか不思議と同じようなタイプばかりを引き寄せてしまいがちです。加奈子さんが引き寄せるタイプは、いつも“オラオラ系”のダメ男。そんな中でもひどかったのが、1年ほどの付き合いになった、2歳年上のギャル男・将暉でした。

自称・高学歴のオラオラ男子に服を買わされる

 将暉との出会いは、もともとナンパでした。家が近所で同じ趣味があったことで意気投合し、セフレのような彼氏のような関係に発展したそうですが、とにかくジャイアン気質がすぎる彼だったそうです。
彼氏の呼び出し

写真はイメージです(以下同じ)

「彼はいつ何時でも命令口調で、今思えばモラハラ彼氏でした。急に『家に来い』とかは当たり前だったし、当時恋愛経験も浅く気の弱かった私は、恋愛とはこういうものなんだと思い、ホイホイ従っていました」  夜中に呼び出されたり、お菓子を買いにいかされたりするのは日常茶飯事。思い出深いオラオラエピソードを聞くと、彼の誕生日の話を加奈子さんは笑って語ってくれます。 「ある日『今から池袋でデートするぞ! 来い』って言われて、池袋に行きました。すると『俺今日誕生日だから、服が欲しい!』って言い出して…さすがに『え? え?』って私も軽くパニックだったんですが、『ワイシャツが欲しいからここ行くぞ』って、完全に先導されて、あれよあれよと言う間に2万円のシャツを買わされました」 オラオラ彼氏 ちなみに誕生日を確認するため身分証を見せてと言ったら、「免許証持ってない」と言い張られたそうです。自己申告の誕生日、恐ろしや。

夜に突然呼び出され、行き先はなんと……ホストクラブ!

 それってタカリじゃん! と思わず突っ込んでしまいましたが、1回タカれたという成功体験は、オラオラ男をいっそうつけあがらせます。 「彼、知り合った当時はH大学の3年生だったんです。就職先も大手人材会社Rに決まってると聞いていて、オラオラだけどエリートなんだ…って思ってたら、ある日とんでもないタカリに遭遇しました」  その日も夜に電話が来て、「歌舞伎町で飲んでいるから合流するぞ」と彼に命令されたといいます。彼女は当時歌舞伎町のキャバクラで働いていたため、仕事が終わってそのまま彼と合流することに…。 「歌舞伎町は見知った場所でしたが、彼が飲んでいるビルを教えてもらい行くと、そこはホストクラブが入っている雑居ビルだったんです」 ホストクラブ そこで初めて知ったそうですが、なんと将暉は大学に通いながらホストをしていたのです。いや、大学に行っていたのかすら、今となっては怪しいところ。とにかく加奈子さんは強引にそのまま将暉の勤めるお店で飲むことになってしまいました。 「さすがにホストクラブで飲むお金は持ってない! と抵抗しました。彼も他キャストの手前オラオラできず、飲み代はなんとか4万円ですみました。って、4万円でも高いと思うけど…それ以降、彼への好意も少しずつ薄れていったかもしれません」
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ある「検査」で恋が一気に冷めた!
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