「無駄な引き落としを防ぐ」アプリやクレジットカードの捨て方
いつか売れると思ってとっておいたけど、結局放置してるモノって多いですよね。とっておいたら換金にこだわるがあまりモノが捨てられない……捨てようと思っても意外と捨て方がわからない……そこで「捨てる」ことのみを深掘りしてお届けする!
「いつか必要になるかも」「そのまま捨てて大丈夫かな」と不安になって捨てられないのがクレジットカードや通帳、各種証明書類だろう。捨活アドバイザーの岡田敏子氏は、「通帳なんて見られて困るものでもないので、さっさと捨てていい」とバッサリ。
「心配なら名前や口座番号をマジックペンで消して、カバーの部分だけ外して細かく切って捨てればOK。パスポートは顔写真のページとICチップが内蔵された硬いページを裁断して捨ててください。どうしても心配なら、捨てるときのゴミ袋を分ければ確実です」
ただし、注意したいのがクレジットカードだという。
「通帳に見覚えのない引き落としがあったんです。調べると、使っていないクレジットカードの年会費だった。自宅から使っていないカードが見つかっても、知らぬ間に引き落としされているかもしれません。有効期限を確認のうえ、カード会社に問い合わせて、解約してから処分しましょう」
実物があれば処分できるが、わかりにくいのが有料アプリやメルマガ。ITライターの柳谷智宣氏はこうアドバイスする。
「『30日無料』につられて入れたアプリが、気づいたら定期課金されていたなんてこともあるはず。iPhoneなら、設定の『ユーザー名』→『iTunesとApp Store』→『Apple ID』の順に選択。『Apple ID を表示』→『登録』をタップし、表示されているアプリをキャンセルすれば解約できます」
あまりにも課金されているアプリやメルマガがあったら、いっそのこと口座残高をゼロにして、引き落とされないようにするという奥の手も。まずは無駄な課金がないかチェックを。
★不要な支払いは即停止! あとは解約・処分してOK
【柳谷智宣氏】
ITライター。「ギークロ通信」でおなじみのデジタル通。高齢者のデジタルリテラシー向上を支援する団体「DLIS」に所属し、情報発信を行う
【岡田敏子氏】
捨活アドバイザー。転勤の多い結婚生活で、余計なものを捨てて片づける独自の整理・収納術を確立。著書に『幸せになれる片づけトレーニング』など
― 保存版[捨てまくる技術] ―