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『まんぷく』で拷問される長谷川博己に萌える女子続出「興奮してすみません…」

 第4週に突入した、NHK連続ドラマ小説『まんぷく』。


 戦争末期の昭和19年とあって、死の危険を感じた福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)は兵庫に疎開します。大阪空襲や、萬平が兵隊に召集されるなど、ますますシリアスな展開になってきました――。

 ですが、前回記事で触れたように、『まんぷく』はシリアスの中に「笑い」を挟み込む手法が秀逸。さらに心憎いのは、「笑い」だけでなく「萌え」まで提供してくることです。

 具体的に言うと……第3週で、拷問される萬平のむごたらしいシーンにまで、きっちり萌え要素が仕掛けてあったのです。

殴られ縛られる長谷川博己に萌えてすみません


 萬平は、軍事物資を横流ししたという疑いをかけられ、憲兵に連行されてしまいます。そして拷問のような尋問を受けるのです(これは、実在のモデル=日清食品の創業者=が実際に体験したことです)。

 ただでさえ、ドラマスタート当初から
・シャツ+サスペンダー+丸メガネのハセヒロ(長谷川博己)
・恋に夢中でうっかりドジっ子のハセヒロ
で視聴者を悩殺してきたというのに、ここにきて、

・後ろ手で縛られ、殴られるハセヒロ
・生きて帰ることを決意し、床にこぼれたご飯を這いつくばって犬食いするハセヒロ
・獄中で、怖い顔(でも良い人!)の六平直政(むさか・なおまさ)と至近距離でムシロに寝転ぶハセヒロ
などのシーンを続々投下。


 シリアスな状況に、いけないと思いつつも、ついつい邪(よこしま)な萌え心を抱いてしまった視聴者は多数いたようです。Twitterの「#まんぷく反省会」には、「口の端から血が出ている萬平さんに興奮しました、反省します」「ハセヒロのメガネなし殴られ顔&乱れ髪に萌えてしまって、すみません」といったツイートがあふれました。

ハセヒロ、床に這いつくばらなくても…


 狙ってやっているわけではないと思うのですが、たとえば、床にこぼれたご飯だったら普通に手で拾って食べればよいだけのこと。それを這いつくばった食べたり、縛られたりしながら睨みつける顔を斜め上から撮るアングルなども、「あざとい…」と思いつつ、目が離せません。

 そして、絶望の中にあっても離れた場所から、同じ月を見上げる福子と萬平の美しさ。


 さらに、釈放された後には、やつれた様子で浴衣姿で療養しているのも絶対にサービスカットだと思えてなりません。

 ひどい状況にありつつも、女性視聴者の一定層は暗く不快な気持ちになるのではなく、どこか官能的な気持ちになり、ソワソワしてしまう展開です。

「語り」や、登場人物のセリフによる説明は決して多くないのに見逃せない仕掛け、情報量が多すぎて、15分が非常に短い朝が続いています。

NHK朝ドラ『まんぷく』レビュー

<文/田幸和歌子>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】

田幸和歌子
ライター。特にドラマに詳しく、著書に『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』『Hey!Say!JUMP 9つのトビラが開くとき』など




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