Gourmet

「パフェ」は 五感で味わう“芸術品”。ウットリしちゃう素敵パフェたち

原宿発、増田セバスチャン氏の究極カワイイパフェ

カワイイ モンスター カフェ ハラジュク(東京・原宿)「カラフルポイズンパフェ・エクストリーム」

カワイイ モンスター カフェ ハラジュク(東京・原宿)「カラフルポイズンパフェ・エクストリーム」

 最後に、カワイイの聖地原宿から「世界観で魅せる」パフェをご紹介。おなじみ増田セバスチャン氏がプロデュースする、「カワイイ モンスター カフェ ハラジュク」から、「カラフルポイズンパフェ・エクストリーム」。まるで虹を切り取ってガラスに詰めたような鮮やかなパフェに、ハートを撃ち抜かれてしまいます。10代~20代の女子限定といった装いですが、いやいや、女子SPA!世代だろうが男性だろうが、恐いもの見たさで食べてみたい吸引力があります。  本書の奥深さは、有名だから、話題になっているから、という理由を抜きにパフェを紹介しているところです。あとがきにあるように、「『おいしい』は自分の中にしかない」ですし、「『おいしい』は味覚に限りません」。  筆者の斧屋さんいわく、パフェを食べることは「五感全体に快い刺激をもたらしてくれる」もの。皆さんも本書を参考に、自分だけのパフェを探す旅に出てみてはいかがでしょうか。 ―小説家・森美樹のブックレビュー― <文/森美樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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