パスタを食べてもやせられるって本当?太らないカルボナーラの驚きレシピ
パスタ(炭水化物)で、やせられる。
最近、どんなダイエットを実践していますか? 中には、厳しい“糖質オフ”に挑戦したり、食事を抜く我慢をして、挫折やリバウンドを経験した人がいらっしゃるかもしれません。これらが悪いとは言いませんが、もっと、人間の理性に寄り添った、食べる人の心を考えたダイエット法って、ないものでしょうか?
もしかしたらその解決策は、「パスタ」にあるのかもしれません。
先日、カナダ・トロントのセント・マイケルズ病院の研究チームにより、「パスタは炭水化物でも米やパンとは違う健康食品であり、食べても太らない」という内容(※)が発表され、大きな話題となりました。そして私はこれを機に、“大きな気付き”を得ることができました。それは以前にも女子SPA!の記事で紹介したとおり、パスタの強みを生かしながら食材やソースを工夫すれば、「パスタ料理はおいしいダイエットメニューになる」ということ。
このたび、私の考案したパスタダイエットの実践法と「やせるパスタレシピ」が、『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)という1冊の本になりました。
そこで今回は同書より「パスタダイエットの考え方」と、「太らないカルボナーラ」のレシピをご案内したいと思います。
※きっかけとなった論文(すべて英文)
Effect of pasta in the context of low-glycaemic index dietary patterns on body weight and markers of adiposity: a systematic review and meta-analysis of randomised controlled trials in adults
まずは「パスタダイエットの基本ルール」がどんなものなのかを、簡単にまとめてみました。
①我慢しない
リバウンドの一番の原因とされるのが、我慢やストレス。どんなに強い意志を持った鉄人でも、我慢の連続は心と体に悪影響を及ぼします。欲求(食欲)に逆らった行為は、長く続かず、いい結果にもつながりません。
②白米・パンを食べる食事を、「パスタ」に置き換える
パスタには、白米と同重量で比較すると糖質含有量は少なく、GI値(血糖値の上がりやすさ)が低いという特徴があります。パスタダイエットは、パスタ量を無理なくコントロールしながら、白米を食べるシーンをパスタに置き換えるだけ。頻度が上がるほど、ダイエット効果が期待できます。
③「痩せる具&ソース」を楽しむ
ダイエット効果を得られるパスタ(乾麺)の量は、70g。そして、“痩せる具材”や“痩せるソース”をマスターし、おいしいパスタメニューを楽しみましょう。これらの組み合わせにより、脂肪燃焼効果や、糖質の吸収・血糖値の変化をゆるやかにする効果が得られます。なので、もちろんお腹もしっかり満足できるはずです。
今回はこれらのコツを活かした例として、評判が高かった「カルボナーラ」の作り方をご紹介します。


ダイエットになるパスタの食べ方とは?
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12月3日(月)夜、東京・市ヶ谷にて、スギアカツキ『やせるパスタ31皿』の出版イベント「やせるパスタをお腹いっぱい楽しもう!の会」を開催予定です。参加希望、問い合わせは、sugiakatsuki@gmail.com(スギアカツキ)まで。