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会社員に向かない人の特徴とは?34歳女性が転職活動してわかったこと

「キミは会社員にならない方がいい!」なぜ?

 頑固さなのか、社会性のなさなのか。自分の性格の面倒臭さを感じることとなった今回の面接。とはいえ話は弾んでしまい、一次面接は通過するのでした。 悩む これはマズイ! 内定をもらったらさらに迷うし、先方にも迷惑がかかる。そう思いながらも、自分の中で芽生えた“これじゃない感”が少しだけ信じられないので、周りの人たちに転職活動について相談をしてみることにしました。 「周りの人たち」とサラッと書きましたが、転職活動やキャリアについて相談するなら、人生の諸先輩方に聞くのが1番です。そう思い、過去に相談経験のある税理士さんだけでなく、一部上場企業の社長さん、元外資系企業で人事やキャリア形成に関わっていた方、中小企業の役員さんなど、合計4名の諸先輩方に転職活動をしてみたことを相談してみます。  するとどうでしょう。なんと4者全員が「キミは会社員にはならないほうがいい!」と即答するではありませんか。 「どういうこと? なんで? 社会性がないってことですか?」  不安になって聞いてみると、全員理由はバラバラ。 ・マネジメントに興味がなさそうだから、企業に入ると出世できない ・5年フリーでやれていた人が、今から理由もなく会社員をやるのは無理 ・創作活動のための時間が削がれるから ・性格的に会社員には向いていない などなど、まあごもっとも……としか言えない意見がバンバン戻ってきます。 悩む 自分が出来ることの中で1番やりたいことは何か、そう考えると、こうして思いついたことや気になって調べたことを、思うまま自由に読者の人に届けることだとわかってきます。そう思ったら、不安が山盛りでも、今の仕事と立場を手放してはいけない。そんな気がして、ハッとするのでした。

フリーの不安はあるけれど……

 不安はめちゃくちゃある。あるけれど、自分の道が見えたのであれば、全力で進むしかない。そう思い、この面接は途中辞退をして、迷いながらの転職活動は一旦幕を閉じたのでした。  これが天職かはわかりません。わからないけれど、好きな仕事であることは事実なので、それが見つかっているだけ幸せだと思おう。  山盛りの未来への不安は一旦脇におき、まず自分の“好き”と向き合う決意ができただけでも、この転職活動には意味があったように思います。  とはいえ、やりたいことが見えたとしても、低下した妊活熱が戻るわけではありません。やっぱり仕事の迷いが妊活熱低下の原因じゃなかったのかな……、次なる悩みの扉を開き、遠のいてしまった妊活への道をゆっくり見渡すのでした。 <文・イラスト/おおしまりえ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
おおしまりえ
コラムニスト・恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、女性の働き方と幸せな恋愛を主なテーマに発信を行う。2024年からオンラインの恋愛コーチングサービスも展開中。X:@utena0518
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