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妊娠中の夫の不倫…知ったきっかけは不審者から?

夫の不倫をマスターが密告

カフェ カフェに入るとマスターが言い辛そうに、Yさんがひとりでバーに来るようになってから常連客の女子大生と意気投合して不倫関係になり、しょっちゅうバーでいちゃいちゃしながら飲んでいると教えてくれました。 「最近Yが急に筋トレを始めたり、髪型を変えたりしてなんとなく変だと思っていたので…やっぱりなと思いました。それより私が妊娠中なのに、隣の駅でよくのうのうと不倫相手と楽しめるなと引いてしまいましたね」  マスターは、真弓子さんに真実を伝えたい気持ちと…妊娠中にこんな話をしたらショックで胎教に悪いのではないかと心配な気持ちの間で悩み、なかなか言い出せなかったそう。 「だから、あんな不審な行動をとっていたのかと妙に納得してしまいましたね。『毎日、真弓子ちゃんのこと心配していたら4キロも痩せちゃったよ』と笑うマスターに心底ありがたいなと思いました」  悩んだ末、真弓子さんの元に現れたマスターは「自分は中途半端な気持ちで来た訳じゃない、話はいくらでも聞くし、不倫をやめさせたかったり、別居や離婚したいとか、なんでも相談に乗るから言ってね」とライン交換すると帰って行きました。

夫は不倫がバレているのに気づかないまま

「子供の事があるので、そう簡単に結論は出せませんが…もうYとやっていくのは無理かなと思っています。不倫しているくせに『子供の名前どうしようか?』とかよく楽しそうに言ってこれるよな…とドンドン心が冷めていきますね」  あれからマスターに毎日のように愚痴を聞いてもらっている真弓子さん。もちろんYさんはその事にも、不倫がバレている事にも気がついていません。 「今後の人生をじっくり考えて結論が出たら…自分に有利な方向で実行しようと思っています。マスターも力になってくれますし、心強いですよ」  大変な事になってしまいましたが…思わぬ協力者が現れて冷静に考える時間を得る事ができた真弓子さん。是非、この人生の転機のチャンスをものにして欲しいですね。 <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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