次はリップメイク。マットな質感は冬によく合います。
左はマットすぎてNG、右はハーフマットでOK
しかし、写真左のようにマットすぎる仕上がりだと、モードな印象になってしまいがちです。大人の魅力を出すには、ちょっと工夫するのが大切。
右はハーフマットな質感ですよね。実はこれ、左の
マットリップにリップバームを重ねているだけなのです。ブラシに取って重ね塗りしています。程よいツヤが色っぽい。乾燥対策にもなるので一石二鳥です。大人の冬リップは、ハーフマットで攻めましょう。
チークやリップメイクのブラウンカラーがよく映えるのも冬。しかし、ある程度歳を重ねると、血色の悪さを強調してしまいかねません。
チークかリップメイクでブラウンを取り入れる際は、他のパーツが華やかになるよう心がけましょう。
目元にボルドーなど明るい色味を乗せるだけで、断然血色が良く見えます。普段のナチュラルメイクにブラウンチークやブラウンリップをプラスするだけでは、老けて見えてしまう可能性があるのです。バランスを考えながら取り入れて。
左は血色感が悪くNG、右はOKな例
また、リップにブラウンを使用したいときは、ルージュとグロスの合わせ技がオススメです。写真左はブラウンルージュのみ。やはり血色感が損なわれています。右はブラウングロスを重ねています。落ち着いた色味でありながらも、華やかさがプラスされるのです。大人ならではの楽しみ方を!
せっかく季節感を意識したメイクをしていても、残念メイクになるのは避けたいですよね。脱NGメイクで、より美しく!
<文・写真/美容ライター・西田彩花>
西田彩花
美容ライター。美容薬学検定1級、コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)、メイクアップアドバイザー検定資格保有。マスコミ系企業に在職中美容資格をいくつか取得し、美容ライターとして独立。
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