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クリスマスが盛り上がる、ちょっと怖いプレゼント交換「ヤンキースワップ」とは

 山下達郎やユーミンの歌う日本のクリスマスと違って、アメリカのクリスマスは恋人と過ごす甘い夜ではなく、家族と過ごすもの。

クリスマスの朝、家族、ファミリークリスマス 親族間でのプレゼントは、一人に対して複数用意するのがアメリカ流。もちろん家庭の事情やルールなどにもよりますが、毎年ツリーの下に小高いプレゼントの山を築いている家庭がほとんどでしょう。

単なる飾りじゃなかった!暖炉に吊るす「クリスマスストッキング」


 親族が一同に集まるわけですから、それぞれが一人に対し2、3個プレゼントを用意するだけでもかなりの量になるのは予想できますよね。

 加えて、ツリーと共にクリスマスの定番アイテムとして知られる大きな靴下「クリスマスストッキング」の存在も、プレゼント増量の大きな理由になっています。

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「Aitey Christmas Stocking, 18″ Set of 3 Santa, Snowman, Reindeer, Xmas Character 3D Plush with Faux Fur Cuff Christmas Decorations and Party Accessory (Short Hat2)」$17.99 アマゾン・ドット・コム販売ページより

 映画やドラマでよく見かけるこの靴下。実際にプレゼントを入れるために飾られています。そのため、アメリカではツリーの下に置く大きめのメインギフトの他、ストッキング用の小さめのギフトも用意しなければなりません。

 小さめのギフトは「ストッキングスタッファー」と呼ばれ、この時期は各店舗に「ストッキングスタッファー:アンダー$20」といったサインが並びます。

 小さな子どもを持つ親にとっては、このストッキングスタッファーが毎年悩みの種なのだとか。中身がスカスカなのは避けたいし、かといって小さくて値段も手頃、しかもセンスの良いものをいくつも見つけるのは至難の業だからです。

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「ZACCARY’s フランネル 素材 で 肌触りの良い 特大 67cm × 40cm ワンポイント スノーマーク クリスマスプレゼント用靴下」¥ 1,780 Amazon販売ページより

プレゼント選びのプレッシャーは「ギフトレシート」で解消?


 そんなアメリカには、プレゼントを買うときに「ギフトレシート」をもらっておく習慣があります。

「ギフトレシート」とは値段表記のないレシートのこと。これさえあれば、もらった側は簡単に商品の返品・交換ができる、実にアメリカらしい合理的なシステムです。

 本来は服のサイズ交換や同じ商品を複数個もらった場合に使われていたレシートですが、最近では「気に入らないプレゼントは、どうぞ遠慮なく返品してください」という意味で渡す人も多いよう。

 悩んだ末に買ったプレゼントをあっさり返品されちゃうのは悲しいですが、逆に言えば「気に入らなきゃ返品してもらえばいいしね」と楽な気持ちで買い物できるので、買う側にも利点があると考えられています。

クリスマスパーティー プレゼント交換
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場の雰囲気が悪くなる?楽しくて怖い「ヤンキースワップ」

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