意外と知らない、正しいお風呂の入り方。湯船で「あぁ~」は体に良いetc.
「毎日お風呂に入っていても、実は9割の人の入り方は間違っています!」という見出しにハッとして手に取ったのが『ぐっすり眠れる、美人になれる! 読むお風呂の魔法』という本。
著者は、生活改善サロンを営み、ナイトケアアドバイザーと睡眠改善インストラクターも兼任する、小林麻利子さん。彼女自身もとても美しいので、これは期待できそう。
ここで本書による「お風呂の効果」をまとめてみますね。
1 ぐっすり眠れる
2 美肌・美髪になれる
3 冷え性が改善
4 むくみがとれる
5 肩こりや腰痛が軽減
6 風邪予防になる
7 ストレス解消&リラックス
8 体臭を防ぐ
女性の悩みがお風呂ですべて解決! といっても過言ではなさそうですが、これらが本当に叶うなら、究極の節約ケアですよね。ですが本書いわく、これらはあくまで正しい入浴法を行った場合に得られる効果だそう。
まずは「基本の入浴法」を押さえましょう。
【体質を改善したいなら、40度のお風呂に15分入る】
このルールの根拠は「身体の内側の『深部体温』を大きく上げ、急降下させると熟睡につながる」「40度、15分の入浴で深部体温は0.5度アップする」のふたつ。これは秋田大学とスタンフォード大学の研究で立証されているそうです。注意点は「湯音は感覚に頼らない。水温計で必ずはかること」。なんと、「15分より長く浸かっても血流量は変わらない」というのです。
そして環境の注意点も忘れてはなりません。前述したように、お風呂場に「風」は厳禁なのです。こちらの理由は、「気温差があると血圧が変動しやすくなって危険」「窓からの風や換気扇の風が肌に当たると、身体が熱を奪われて冷えてしまう」。このふたつを踏まえて、「浴室からリビングまでの温度はできるだけ一定に」を本書は激しくプッシュ。
私自身お風呂が大好きで、時間があれば読書しながら半身浴をしています。でも、長く湯船に浸かったからといって疲れがその分取れるわけでもなく、逆に風邪をひいてしまったことも。本書を一読してビックリ。思い込みだけの間違った知識がけっこうあったのです。例えば、換気扇を回す、窓をあけっぱなしにする、これがNGってご存知でしたか?寝室にオススメのオイルヒーターと空気清浄機 ー アメブロを更新しました#小林麻利子#あきらめていた体質が極上の体に変わるhttps://t.co/mZ9TPgtmFI pic.twitter.com/UNvXKU4Zht
— ナイトケアアドバイザー小林麻利子 (@marikorimaroma) 2018年12月16日
お風呂に入ると健康美人になれる理由
意外と知らない!? 基本の入浴方法
私は今まで、湯船に浸かって身体があたたまっているのだから、少しくらい冷えても平気では? と考えていましたが、高齢者がお風呂場で急死する例もあるように、裸の身体を直撃する冷えって、自分が考えるよりも大きなダメージなのかもしれません。 【正しい入浴のお作法】 基本の入浴法を踏まえた上で、いよいよ実践! 毎晩入るお風呂とはいえ、人によってルールも様々かと思われます。まずは一度、美容と健康に特化した「正しい入浴のお作法」を知っておきましょう。※プロセスは12ありますが、特に大事なポイント1~8を抜粋しました。 1 かけ湯をする 入浴前に洗面所で化粧を落とし、かけ湯をしながらおしりを洗う。 2 「あぁ~」と言いながら湯ぶねにつかる 腰までつかり、ひと呼吸してから、ゆっくりと声を出しながら全身つかる。 3 はじめの湯ぶねは5分以下 39度未満のお湯に5分以下でOK。最初はこのくらいで十分。 4 髪を洗う 冬場は足湯をしながら洗髪すると、体が冷めない。このあと顔を洗う。 5 15分湯ぶねにつかる 追い焚きや足し湯で40度に温度を上げて、15分の「本番入浴」。 6 シャワーで体の汚れを落とす 首元や日焼け止めを塗った腕や足、皮脂や汚れの多いわきや足うらをせっけんで洗う。 7 タオルを浴室に持ち込み、体をふく 手にとりやすい場所においておいたバスタオルを浴室に持ち込み、体をふく。 8 浴室内でボディケア 浴室内で保湿剤を塗るなどのボディケアをすませる。 普段シャワーのみですませている方は、15分湯ぶねにつかるのが最初は慣れないかもしれません。でも、とりあえず一度試してみてください。体のあたたまり具合が全然違いますよ。心がざわつくときは、お風呂で何度も声を出す ー アメブロを更新しました#小林麻利子#あきらめていた体質が極上の体に変わるhttps://t.co/3Sj9sAk7k4 pic.twitter.com/fkprcZswkX
— ナイトケアアドバイザー小林麻利子 (@marikorimaroma) 2018年11月22日
1
2