Love

好きな男性に会うため、50万円借金した女性を待っていたのは

彼に事の経緯を正直に話してしまったところ…

救いの手「つい飲み過ぎて酔ってしまったのと、栄養不足だったのかフラフラしてしまい…トイレに行こうと席を立ったら転んで足をくじいてしまったんです」  すると専門学校生が「タクシーを呼んであげる」と言っているのを制してMさんが、明穂さんをおぶると「こんなんじゃタクシーから降りて部屋まで行くのも大変でしょ?送ってあげるよ」と店の外に。  Mさんにおぶられて背中の温かみに泣けてきた明穂さんは、つい正直に今までの顛末(てんまつ)を話してしまいます。 「初めて『なにやってるんだ! 返せる見込みのないお金を借りるなんて…』とMさんにコテンパンに叱られて…完全に嫌われてしまったと落ち込んで、絶望的な気持ちになりましたね」  すると彼が「なんか前から放っておけないって思っていたんだよね…」とつぶやき、まさかの展開に。

一気に急接近。交際&同棲する事に

抱き合う男女「なんとMさんの提案で、私がMさんの部屋に引っ越しをする事になったんですよ(笑)」  今までの家賃分の6万円を明穂さんの返済に回す事になり…借金がきっかけで2人は一気にお付き合い&同棲する事になったそう。 「Mさんに『とにかくリボ払いなんてしてたら、利息はドンドンふくらんで返済に何年もかかるぞ!』と脅されて、なるべく増額返済できるように頑張っています」  そして、Mさんにライバル視していた専門学校生の事を聞いてみたら…。実は彼女は、バーのマスターの不倫相手で、毎日マスターが他の女に手出ししないように見張っているだけでMさん目当てではなかったそう。 「そうだと知っていたら借金なんてしなかったんですけどね…カッカしていたのでついカン違いしちゃってバカな事しました。でも、彼と付き合う事が出来たから、まあ良しとします!」と笑う明穂さんなのでした。 ―私の「お金の失敗」vol.2― <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ