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1千万円かけて整形した美人が「整形前に戻りたい」と語るワケとは?

整形前に戻りたいと語る彼女

「『キレイだね』とはよく言われるようになったんです。でも『また会いたい』とは言ってもらえない。美人になったのに、ブスだった時の方がぜんぜん稼げてたし人気もあった。  結局、それからすぐにキャバクラは辞めてしまいました。今は派遣のOLをして生計を立てています」  本人はいまだに気づいていないようでしたが、S子さんの人気がなくなった理由は筆者にもハッキリとわかりました。彼女は確かに美人になっていましたが、正直に言って『THE・整形』といった印象がぬぐえない、ひどく人形っぽい造形なのです。大きくしたという胸もどこか堅そうで、これもまた作り物っぽさ全開。 全身整形2 整形前の写真を見せてもらった限り、キレイ系ではなくとも可愛らしい雰囲気だった昔の彼女の方が明らかに男性から好かれるように思えました。 「最近は婚活も積極的にしています。アプリに登録して何人かにお会いしたのですが、その時もキャバのお客さんたちと似たような反応でした。周りからチヤホヤされていた自分が懐かしいです」 『あの頃に戻りたい』そう言ったS子さんの目には涙が浮かんでいました。そしてさらに、来年あたりに再び韓国で美容整形をする計画まで口にしたのです。

もともと整形の必要は無かったのではないかと問うと…

 余計なお世話かとも思いましたが、耐え切れずについ彼女に、もうこれ以上整形する必要はないし、むしろもともと整形の必要は無かったのではないかと告げてしまいました。  するとハッとした表情を浮かべた彼女は、嬉しそうにこんなことを言い出しました。 「そうか、それならまた整形で元の顔に戻してもらえばいいんですかね? そうすればまた人気が戻るかもしれないし。結婚もできるかもしれませんよね?」  S子さんはこれからまた整形費用の1000万円を貯めるため、今度は風俗で働くことを考えているそうです。  ただ、はたしてそこでも稼げるのかどうかは微妙なライン。根底の問題は、自分の容姿ではなく心の有りようであることに、彼女はいつか気が付くのでしょうか……。 ―私の「お金の失敗」― <文/もちづき千代子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama
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