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冬は”ホットヨーグルト”を。市販品で作れる身体ぽかぽかレシピ2選

 小腹が空いたときや朝食にちょっと食べるのに最適で、美肌にもいいヨーグルト。健康女子の間では最近、温めて食べる「ホットヨーグルト」なる食べ方が推されているのだとか。  どんな食べ方で、どんなメリットがあるのかなどをヨーグルト研究家の阿部花映さんにお伺いしました。
阿部さん直伝のホットヨーグルト菓子2つ

阿部さん直伝のホットヨーグルト菓子2つ

温めると腸に優しい

「ホットヨーグルトというのは、その名の通り、ヨーグルトを温めて食べる食べ方です。基本的には、電子レンジなどで好きな温かさに温めるだけなので簡単に作れますし、体を冷やさないので冷えやすい女性にはメリットが多いんです。  温めてしまうと乳酸菌の働きなどが消えるのではないかと思われる方もいるかもしれません。が、40℃前後ならむしろ働きは活発になりますし、実は乳酸菌の生死に関わらず、期待できる効果はそもそも同じだと言われているんです。  また、ホットヨーグルトに水切りしたヨーグルトを使うと、温めても酸っぱさの少ないまろやかな味わいになりますから、酸っぱいのが苦手な方でも食べやすくなりますし、お菓子作りの素材としても使い勝手がいいんです」(阿部さん、以下・同)
阿部さん

阿部さん

 ヨーグルトの新しい食べ方を模索して様々なレシピを開発している阿部さん。ヨーグルトを水切りすると生クリーム代わりに使えるため、低カロリーでヘルシーなお菓子を作りやすくなるのだとか。  そこで、オススメのホットヨーグルトスイーツレシピを2つ教えていただきました。

ジンジャーブレッドの作り方

 まずは『ジンジャーブレッド』です。 「ジンジャーブレッドは、ケーキのようなものを指すこともあれば人型のクッキーを指すこともありますが、どちらもショウガの辛みがピリッと効いたスパイシーなお菓子です。最近はドリンクのフレーバーとしても定着してきましたよね。  このジンジャーブレッドをイメージしたホットヨーグルトを作ってみました。焼きメレンゲとジンジャーブレッドのサクサク食感やマーマレードとの相性が楽しめ、身体の内側が温かくなる冬にぴったりのヨーグルトですよ」
ジンジャーブレッド

ジンジャーブレッド

【1】 プレーンヨーグルトを適量コーヒーフィルターなどに乗せ、冷蔵庫に入れて一晩濾す 【2】 卵の白味1個分に砂糖30gを入れて泡立ててメレンゲを作る 【3】 2を100度のオーブンで30分焼いて焼きメレンゲを作る 【4】 耐熱容器に生姜入りのクッキー(市販)を適量入れてヨーグルト、マーマレード、焼いたメレンゲを載せる 【5】 オーブントースターで3分程度温める  なお、私は焼きメレンゲは面倒なので省略しましたが、それでも十分美味しかったです。
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2つめは『ミンスパイ』
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