アイスクリームは、マイナス7℃前後(ソフトクリームの平均温度)が食べごろとされていますが、家庭用の冷凍庫内の温度は、マイナス18℃以下に設定されています。一般的に、冷凍庫から出したばかりの「カチカチ食感」のアイスよりも、
少し時間を置いて柔らかくしてからが“食べごろ”タイミングと言われています。しかし、あまり溶けすぎてしまうと元々のおいしさを損ねてしまうため、タイミングを探ることは非常に難しいことです。

雪見だいふくのアノ感動をもう一度!“もちもちクリーミー”食感を再現
そこで、アイスジャーナリストとして、
雪見だいふくを食べごろにさせる環境を作ることに成功したので、その作り方を大公開します。
【準備するもの】
・同じ高さの紙コップ2つ
・60℃以上のお湯
【食べごろにする方法】
1.紙コップに60℃以上のお湯を注ぐ
※雪見だいふくの容器底が少し触れる高さまでお湯を注ぐ。
2.紙コップに雪見だいふくの容器をセットし、
20分待つ

※わかりやすくガラス製のコップを使用しておりますが、紙コップをご使用ください。

“もちもちクリーミー食感”再現で20分待つ北村さん
北村さんに“もちもちクリーミー”食感を再現した雪見だいふくを試食していただいた結果……満面の笑みでした。お餅を伸ばして食べる幸せが伝わってきますね。

この表情です。お餅を伸ばして食べる幸せが伝わってきますね
最後に北村さんにとって「雪見だいふくとは?」とお聞きしたところ、
「
雪見だいふくは、時代とともに生きているアイスです。私自身が、1981年生まれでして雪見だいふくと“同い年”なんですよ。(笑)会社内で誰よりも意識をしちゃいますね。今回の雪見だいふくの再現は、手軽にできるので自分でもやってみようと思います。」
雪見だいふく愛を感じるコメントをいただけました。皆さんもホッとひと餅いかがでしょうか?
「冬アイス」を仕掛け、ブームを生み、そして文化へと定着させたのは、ロッテ「雪見だいふく」です。「夏でなく、冬に売れるアイス」というマーケティング戦略、
「アイスをやわらかい餅で包む和と洋の融合」というアイデア、そして
「冷凍しても硬くならない餅」を開発した技術に、冬アイスへの熱意を感じます。

これらの独自性に加え、パッケージデザインにもオリジナリティが貫かれています。発売当時(1981年)は、アイス商品のデザインは青色など寒色系が主流とされているなかで、
あえて暖色系を採用し、冬に温かい室内で食べるほのぼのとしたイメージを作り上げた結果、冬季市場では発売以来躍進を続けています。雪見だいふくという商品がこの世になければ、アイスを“冬に食べる”ことが文化として根付かなかったと思います。
<文・写真/アイスジャーナリスト シズリーナ>
【シズリーナ】
年間4000種類以上のアイスクリームを日本全国食べ歩く、アイスジャーナリスト、アイスクリーム批評家。ジェラートの楽しみ方や市販アイスを美味しくさせる方法がインスタグラムで話題になっている。
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