不倫の距離感がしっくりきた…私が「結婚に向かない」と思う理由
「結局独りが好きなんでしょうね」
落ち込むと弓子さんは、飼っているメダカに話しかけながらビールを飲んで落ち着きを取り戻すそう。水槽を大きくしたり水草の種類をふやしたりしてメダカに愛情を注ぐのが唯一の趣味なんだとか。
「女友達も一応いますが…私の恋愛観をちょっと話したら悲しい顔をされてしまったので、もう不倫はやめたと嘘をついていますね」
彼女から男性を紹介してもらった事もありましたが、やはり心底好きにはなれず申し訳ない気持ちになってしまいました。
「もちろん、一生独り身なんて哀しいなと思います。でもこんなにも1人の男性と長時間一緒にいられないという事は…結局独りが好きなんでしょうね」
でも、もしかしたらこの先…今までの価値観をひっくり返して夢中になれるような男性と出会えるかも?というほのかな希望も捨ててはいないそうで…。
「そんな男性に巡り会えたら…すぐにでも結婚したいですね」と肩をすくめる弓子さんなのでした。
―シリーズ「結婚・出産を“しない”と決めている人たち」―
<文/鈴木詩子>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 1
2


