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​​『後妻業​​』の木村佳乃、ド派手なのに上品な「関西オバチャン服」のコツは?

 ファッションスタイリスト&ライターの角侑子(すみゆうこ)です。1月22日から満を持して放送が開始された『後妻業』(フジテレビ系、火曜夜9時~)。原作は直木賞作家、黒川博行の同名小説で、2016年に大竹しのぶさん主演で『後妻業の女』として映画化されましたね。今作のドラマでは木村佳乃さんが、主人公である竹内小夜子(たけうちさよこ)を演じています。


 すでに映画もヒットしているため、今作は放送開始前からファンも多くドラマへの期待値が高まっていたことでしょう。さてそんな中で今回は映画とは違ったドラマならではの魅力と木村佳乃さん演じる小夜子のファッションコーディネイトのポイントに着目してみましょう。

小夜子ファッションは「THE・浪速の女」


 木村佳乃さんの演じる小夜子は、個人的に「正統派、大阪オンナ」といった印象でとても好感度が高かったです。パワフルで、ゴージャスでちょっとガサツ。でも、そのお高くとまっていない感じが親しみやすい印象を与えます。ファッションという観点においてもそうしたイメージを全面に出したスタイリングになっていました。

 基本的に、扱う服の素材やデザインは、「キラキラしているもの」「柄が入っているもの」「無地なら総レース」というように、クセが強い。普通は、個性の強いもの同士をコーデにぶつけ合うといわゆる「くどい」「ごちゃごちゃしてる」という印象になります。


 もちろんドラマには衣装さんがついているため、木村さん演じる小夜子のファッションはそれぞれのアイテムがどんなに個性的でも全体をみれば品良くマッチしています。

 今回は、その品の良さとセレブ感を上手く融合させたコーデのポイントを詳しく解説していきましょう。それにしても木村さん、スタイル美しすぎです……。

レーストップス+レオパードスカート


 出ました。大阪のオバちゃんといえば、ヒョウ柄! しかし役どころが、オバちゃん設定とはいえ木村佳乃さんじゃ美しすぎてしまいますね。ヒョウ柄は1話の段階ですでに数回登場しているので小夜子のお気に入りのアイテムの1つでもあるのでしょう。

レーストップス+レオパードスカート ボトムが柄物なのでトップスは無地ものにして控えめに。でも、ビビッドなグリーンで主張はしっかり強く、総レースデザインでエレガンスさも忘れないのが小夜子ファッションのポイントです。差し色にオフホワイトのファーを入れているので、色の統一感が出ています。

 パンプスはシンプルにブラックで抑えているという引き算があるので品の良さが現れているのも良いですね。柄物には色無地で華やかさをプラスすると上手く着こなせるので、ぜひ柄アイテムを取り入れる際の参考にしてみてはどうでしょうか。

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フリル、レース、フェザーを上品にまとめるテクニック

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