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新井浩文は犯罪者が似合う…ヤバすぎた“犯人役”5選

『さよなら渓谷』のチャラい強制性交犯

さよなら渓谷

『さよなら渓谷』DVD

2013年、監督:大森立嗣、主演:真木よう子、大西信満  実母が容疑者として逮捕された幼児殺害事件をきっかけに、夫婦の衝撃的な秘密が暴かれる作品。  新井が演じているのは、強制性交事件の共犯者の一人です。  学生時代に女子学生を集団で暴行しておきながら、親の会社の役員におさまり、事件のことを得意げに話してヘラヘラ生きているチャラ男――その不快感は、あまりにリアルでした。  なんて巧い役者なんだ……と感嘆したものですが、今となっては現実と完全に一致してしまい、一番の問題作になったといっていいかもしれません。

『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』のドス黒いクズ男

2018年放送のドラマ(フジテレビ)、主演:ディーン・フジオカ  おディーン様演じる柴門暖に船長の座を奪われたことから、嫉妬心を燃やし、暖の親友をそそのかして地の底に落とす小心者のクズ男・神楽を演じていました。  最初は、暖の高校時代からの先輩で、優しき兄貴分として登場しますが、第二話の終わりには別人のような冷たい顔を見せます。その豹変ぶりは見事で、新井の存在感がおディーン様の醸し出す浮世離れした遠い世界の物語に生々しくドロドロとした醜い情感を与えていました。 <文/田幸和歌子、女子SPA!編集部> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
田幸和歌子
ライター。特にドラマに詳しく、著書に『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』『Hey!Say!JUMP 9つのトビラが開くとき』など。Twitter:@takowakatendon
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