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『はじこい』深田恭子を想うイケメン3人の、濃ゆい口説き文句に胸キュン…

名言続出! 高校生VS元ヤンVSヘタレのバトル

 雅志に殴られ、顔に傷を負った一真を見て匡平は「順子となにかあったんじゃないか」と勘ぐります。そんな匡平に対し、一真は離婚したことを打ち明け、さらに「俺も遊びじゃねえからな、春見(順子)のことは。お前や八雲の気持ちも知ってるけど、こればっかりは仕方ねえ、悪いな」と今度は教え子を挑発するのでした。重ね重ね言いますが、一真はこんなキャラだったのですね。人は恋をすると変わると言うことです。  しかし、雅志同様、匡平も黙ってはいません「別に悪くねーよ。20年なんもしない八雲さんにも、10何年ぶりにフラッと出てきた奴にも、取られるつもりねぇから。引っ込んでろ、俺んだよ」と返します。  高校生の男気あふれるこの発言に、SNSは大盛り上がり。「かっこよすぎて無理」「胸が……」「あぁぁぁぁぁ」と悲鳴が起きていました。しかし、「20年なんもしない八雲さん」とは、高校生により言葉にされると、ヘタレ感がすごいです。  さらに匡平も順子に「年とか、先生とか肩書とか、そんなの全部関係なくて、ただ普通に春見に会いたかった」とまっすぐな思いを告げるのでした。  ここで終わり、次週へとならないのが「はじこい」のすごいところです。

大人の男の、強気な告白シーンにドキドキ

 朝帰り以降、一真を避けていた順子ですが、痺れをきらした一真が順子を待ち伏せします。そして「今、毎日お前のことが頭から離れない。会いたいって思う。会うと元気出る。俺、春見のことが好きだ」と告白をするのでした。
 しつこいですが、「はじこい」はここで「次週へ」とはなりません。  一真の告白を断ろうとする順子に、一真は「断るな」と迫ります。そして、さらに「チャンスをくれ」と言うのでした。一真のこの強気な告白シーンをもって、SNSでは一真こと「山下くん」がツイッターのトレンド入りを果たしたのでした。「色気がすごい」「キュンキュン」「今夜もよく眠れそう」と視聴者悶絶(もんぜつ)の展開です。  もはや、東大受験そっちのけになっている本作品ですが、自分の力だけでは東大に合格させる自信がない順子が、匡平を東大合格の専門塾に入塾させるところで話は終わります。そして、そこでは謎の美人教師が匡平を待ち受けているのでした。何角関係まで突入するのか、今夜の放送が楽しみです。  イケメンと深キョンにばかり注目がいってしまいますが、スピード感ある展開と恋愛漫画の原作ならではのシチュエーションをドラマにうまくとりこみ、無駄のない名台詞でそれらを体現するすごいドラマです。 <文/瀧戸詠未> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
瀧戸詠未
大手教育系会社、出版社勤務を経てフリーライターに。教育系・エンタメ系の記事を中心に取材記事を執筆。Twitter:@YlujuzJvzsLUwkB
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