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恋愛、職場…人間関係で悩まない人たちの「口ぐせ」

「言葉の使い方一つで、すべての対人関係をハッピーに変えることができます」。  そんなウソみたいなことを力説するのは、このたび『口ぐせ、思いぐせ、行動ぐせを変えるだけの密教メソッドで「最強運の人生」を手に入れる!』を上梓した種市勝覺さんです。 カップル 種市さんは在家の空海密教(※)の行者。10年以上の修行ののち密教風水カウンセラーとなり、セミナーやコンサルティング、カウンセリングなどにのべ4000人以上が参加したそうです。また風水の鑑定・選定・リフォーム監修など住居やオフィス2000軒以上を手掛けています。 (※密教:7世紀頃インドで盛んになった仏教の教法。各地に伝わり、日本では空海=弘法大師が9世紀初頭に伝え広めた)

人間関係をハッピーに変える「口ぐせ」とは

 そんな種市さんに、彼の元を訪れる人の悩みで多いものを聞いてみたところ、即座に、「やはり、職場、恋愛、家族などの対人関係が多いですね。そもそも、『人、二人以上集う場所には争いの種がありますから』」。  確かに、上司や同僚、夫・恋人、子どもetc.との関係に、悩みはつきません。 「人間関係の悩みって奥が深いんです。『おぎゃーっ』とこの世に生まれたときに成立する親子関係に始まり、成長とともに、友人関係、男女関係、職場の人間関係、ご近所関係などなどなど…。  密教では人間の悩みは『貧(ひん)・病(びょう)・争(そう)』、つまり『経済・健康・人間関係』にあると伝えていますが、その中でも『争』の人間関係はとくに重要です。人間関係は日常的に誰もが直面していることなので、ぼくらの悩みの多くを占めている、といってもいいでしょう」
種市さん

種市さん

 仏教では身・口・意(しん・く・い)=行動ぐせ・口ぐせ・思いぐせの塊が自分を作っていると考えます。そこで、今回は、人間関係をハッピーにする「口ぐせ」を種市さんに教わりました。口ぐせが変われば、行動や意識も変わってくるのです。

争いやマウント合戦を避ける一言

◆「すみません~。私、負けでいいです」  悩みは人を大きくする…とも言いますが、毎日職場で顔を合わせる上司や同僚、そしてやたら気の強いママ友、仕切りたがりの友人などはストレスになるだけ。それでも、がまんして付き合わなくてはいけないのでしょうか? 「いえいえ、そんなことはありません。まず、一番簡単な方法をお教えしましょう。人間関係の悩みを断ち切る呪文です。トラブルになりそうだったら、『すみません~。私、負けでいいです』と言って、白旗をあげてさっさと逃げてしまうんです。 『争』は争いですから、人間関係の悩みはみな争いの心から生まれます。なので、一番いいのは、なるべく人と争わないことです。戦わない。競わない。争わない。争いになりそうだったら、その人やその人やその場から離れて関わらない。距離をとるんです」 最強運の人生
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非難されたときに返す最強の一言
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