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タッキーの思惑通り?バーチャルジャニーズに骨抜きのファン続出のわけ

ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ

 今回はバーチャルジャニーズ(以下、VJ)による巧妙な“恋愛落とし込み”について検証します。

254.バーチャルアイドルあすかな戦略「なんじゃそらぁぁ!」ってなったビックリ期(VJ誕生)、「飛鳥くん星空くんカワイイ~」なるウットリ期(認知)を経て、VJは「もっとあなたを知りたい!デザイア期(欲望)に突入しました。

 ジャニーズが放ったVチューバー・海堂飛鳥くん、苺谷星空くんの「一夜たりとも目をそらさせんぞ!」的なノンスト配信もアッパレですが、その恋愛エキスてんこ盛りっぷりにヒザがガクガクですよ、ええ。

 特にヒザガクな3ポイントを見てみましょうか。

ヒザガク(1) 女子というノイズ――“ハナコ”の存在


 本配信は、飛鳥くんまたは彼方くんがそれぞれ一人で登場し、時折彼らのマネージャーたる“前田くん”がアバター経由のコメントで絡む……といったスタイルになっています。

 そんな男だらけの場に“ハナコ”なる名前が出てくることがあり、ほんのりと胸が波打つ(笑)実は、“ハナコはキャラクターデザインを手がけたヤマコさん”の意とのことで何の心配もいらんのですが、星空くんが「ハナコが~」などと気安く口にすると、なぜか少し切なくなるのです。

 女子にとって、“好きな人が語る他の女子”ってすごく気になるし、姿が見えなければなおさら「可愛いのかな?」「本当に友達としか思ってないの?」みたいな気が働いてしまうもの。実際、ハナコさんの話題が出ると、視聴者から「ハナコになりたい」「うらやましい!」といったコメントが飛び出します。

 決して越えられない画面の向こう側を想像してやきもきするこの気持ちは……恋!?

ヒザガク(2) 好きな男子を通して好きな男子を見る二重構造


 飛鳥くん、星空くんは、各々の口を通して“お互い”の話をします。すなわち、観る側は飛鳥くん(星空くん)自身が語る自分のことに加えて、彼らのフィルターを通したもう一方の姿も垣間見ることができるのです。

 だから、一緒にイチゴ狩りに行った話でも、本人ダイレクトによるエピソードと星空(飛鳥)経由のそれは微妙に異なり、その愛すべき齟齬(そご)がまた楽しい。おそるべき誘惑の二重構造といえましょう。

ヒザガク(3) さらなるモテを予感させる、第三の男


 先に書いたように、飛鳥くん、星空くんにはマネージャー的な役割を務める前田くんという友人がいます。前田くんはツイッターで「(自分は飛鳥と星空を)裏切らない」と言っていますが、もはや裏切る前振りとしか思えません。そのうち彼も表舞台に登場する予感しかありませんし、そうなれば毎夜相手してくれるイケメンがまた一人増えるということ。これは……期待大!

 してみると、仮想ライバル(ハナコ)に妬き、友人目線の彼にホレ直し、新たな彼氏候補に胸高鳴る……気づけば恋の波状攻撃にさらされているありさま。

 てか、真に震えるのは「タッキー社長及びブレーンの皆様はもとより緻密にこういう画を描いていらしたのだろうな」という事実です。すげえや!

 バーチャルジャニーズの一件は、すぐにカリカリせず、まずは信じて楽しむことの大切さを教えてくれたような気がします。

 今夜も配信、心待ちにいたしましょう!

<文/みきーる イラスト/二平瑞樹>
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みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!




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