新天皇が引きつぐ「勾玉」って?今注目の「まがたまアート」が超可愛い!
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平成も残りわずか。5月1日には新天皇が即位されて、新しい元号がスタートしますね。
5月1日には、天皇の証である「三種の神器」のうち剣と璽(玉)を引き継ぐ儀式があって、テレビで中継されるかもしれません(もう一つの神器・鏡は宮中賢所に安置してあります)。
そして今、勾玉の神聖なフォルムが、若い女性や外国人から注目を浴びはじめています。
勾玉を作り続けて119年の老舗「株式会社めのや」の主催で、「まがたまアートコンテスト」が開催されて今年1月末まで作品を募集。応募数は、なんと1155件にも上ったのです(instagram714件、Twitter441件)。
まがたまをモチーフにしたイラスト・アクセサリー・ポエム・お料理からオリジナル曲まで様々な作品が集まって、これがびっくりするほどクオリティが高い!
入選作はいま審査中で、3月27日に結果発表されるそうですが、応募作品をいくつか紹介しましょう。
一番応募が多かったのはイラスト。これは色使いがロマンティックですね~。
今回の「まがたまアートコンテスト」を主催した株式会社めのやは、島根県出雲地方の玉造温泉にあり、全国で唯一、出雲型勾玉を伝承している勾玉製作元です。現在、勾玉を専門につくる職人は全国に5人しかいなくて、全員が株式会社めのやの社員だそうでうです。
出雲型勾玉はふっくらと丸みのあるフォルムで、見ているだけで心が穏やかになってきます。その形は、太陽と月が重なりあった宇宙への崇拝を象徴している…とも言われています。
めのやでは、翡翠やめのうや水晶など、いろんな天然石の勾玉やをあしらったアクセサリーを製造・販売しています(「アナヒータ・スタイル」オンラインショップでも買えます)。自分の誕生石や、お気に入りのパワーストーンの勾玉を身に着ければ、なんだか運気もアップしそう。天然石なのにお値段がリーズナブルで驚きました。
ついに「平成」が終わって新元号になるのを機に、勾玉で新しいハッピーの扉を開いてみる?
剣はわかるけど、璽(玉)ってどんなものか知っていますか? これは「勾玉」(まがたま)という、コロンとした可愛い形のもの。日本の神話にも登場する、日本最古のお守りです。
まがたまアートコンテストに応募が1155件も!
勾玉型の可愛い器。投稿したかたが自分で作ったんですって。すごい!
こちらは勾玉のアイシングクッキー。3日間かけて和柄を書いたそうですよ。
こんなアイデア勝ちの作品も。猫ちゃん2匹の陰陽勾玉です。
どれもすっごく可愛いでしょう? 勾玉のフォルムは、大昔から受け継がれただけあって、想像力をかきたてる力があるように思います。