世界的歌姫が語った過去のいじめ、ユーモアたっぷりの仕返しとは?
今年12月に30歳の大台を迎える世界的歌姫テイラー・スウィフト。いまだに自分にはティーンエイジャーなところもあるかと思えば、もっと大人に感じるところもあるそうで、30歳になることが不思議な気分だそうだ。
そんなテイラーが、30歳を迎える心境を米版エル誌で語った。インタビューでは、ネットを狂乱させたあの「バトル」についても言及されたそうだが…。一体、何が語られたのだろうか?
インタビューが掲載される米版エル誌のビジュアルをインスタグラムに投稿したテイラー。コメント欄にこう綴っている。
「出生証明書によると、私は今年30になる」
「まだ18歳に感じるところもあれば、283歳に感じるところもあるから不思議な気分だけど、実際には、事実に基づくと現在29歳」
30代になることを楽しみにしているというテイラーだが、「今は30歳になる前に学んだことについてみんなにお伝えしようと思っている」として、これまでを振り返った。
3年前、キムの夫カニエ・ウェストがリリースした楽曲『フェイマス』の歌詞をめぐり勃発したバトル。問題の曲には、「テイラーを有名にしたのは俺さまだ!」と豪語したり、「まるでテイラーとセックスでもした気分だぜ」という歌詞が含まれ、さらにはテイラーを「ビッチ」呼ばわり。
この歌詞に、テイラー本人はもちろん、ファンや友人たちが激怒。同曲への批判的なコメントをSNS上で発表した。
これに対しカニエは「あの歌詞はテイラーとの話し合いで生まれたもの」とツイッターで反論。ここにカニエの妻キムも参戦し、カニエとテイラーの会話記録をキムが公開する泥仕合に発展。テイラーとウェスト夫妻、さらにほかのセレブも巻き込むいさかいが勃発する結果となっていた。
テイラーは当時、自分の名前を使ってカニエから「あのビッチ」と言われるなんて知らなかったと主張、キムはそんなテイラーを「蛇」呼ばわりするなど、激しい舌戦が繰り広げられていた。
しかし現在では当時の状況を笑い飛ばせる程になり、「レピュテーション」ツアーのライブでバルーン型の蛇を使用するなど、ほとぼりは冷めたようだ。
「他人からの些細ないじめを解除するのは単純に笑顔でいることよ。経験上、怖がったり真面目に捉えることがいじめる側の望む事だから」
そのなかでテイラーは、2016年のキム・カーダシアン・ウェストとの確執でひどく落ちこんだことを告白している。
「ビッチ!」「へび」呼ばわりされ落ち込んだ日々
このバトルに内心塞ぎ込むばかりだったというテイラーは、エル誌にこう明かしている。 「数年前に誰かさんがインターネットで私を蛇と呼ぶヘイト・キャンペーンを実施していたわ。実際多くの人がそれに参加して、私は人生で一番落ち込むことになった」Kim Kardashian, Kanye West Say Taylor Swift is in Feud With Herself in New Song https://t.co/ufKcr5QSbm
— TMZ (@TMZ) 2017年8月29日
「いじめには笑顔で対処」世界的歌姫が悟ったこと
「6万人の観客の大歓声の中、63フィート(約20メートル)のコブラ『カリン』がステージに登場するごとに私は笑いを堪えていたの。インスタグラムの荒らしコメントの返事にはスタジアムツアーがお似合いだわ」 「いじめた側からの謝罪がもらえたら素敵ね。でも、自分は乗り越えた、上手くやり遂げたっていう満足で十分だわ」 誰かに足を引っ張られそうになったり、思わぬ誹謗中傷を受けたり…。誰しも経験しそうなことだが、そういったつらい経験をしたら、いつまでも悶々とするのではなく、笑いに変えてしまう。 出会いや別れで人間関係がめまぐるしく変わるこれからの季節、自分を苦しめる人やものにユーモアでもって対抗するというテイラーの考え方は、1つのヒントになるかもしれない。 テイラーといえば、ハリー・スタイルズ、ジェイク・ギレンホール、トム・ヒドルストン、カルヴィン・ハリスなどなど、数多くの有名人と浮名を流してきた。ただ、どの交際も長く続かなかったことで、変わり身が早い、恋多き歌姫の烙印をおされてきた。そんな世間のイメージとは裏腹に、やはり男性たちとの破局はつらかったようで、音楽が心を癒してくれたと語っている。 現在は俳優ジョー・アルウィンと交際中だが、テイラーが彼にぞっこんという噂も。恋も仕事もますます充実し、生き生きとした30代のテイラーを見るのが今から楽しみだ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>