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夫の不倫相手に会って驚き。「あなたならいいわ」と39歳妻が許した理由

 キャッチコピーは「夫婦円満の秘訣は、恋人がいることでした」――wowowのドラマ『それを愛とまちがえるから』(3月16日最終話放送)が、なかなか興味深かった。  子どものいない夫婦が、それぞれに不倫をしているのだが、妻は夫の相手を知って「よかった」と言うのである。それは妻がかかっている女性整体師で、その腕を信用して夫を紹介したのも妻なのだ。妻が彼女の人間性を信頼していたのだろう、ふたりの関係を知った妻は「彼女が相手でよかった」と言う
連続ドラマW『それを愛とまちがえるから』(WOWOW)

連続ドラマW『それを愛とまちがえるから』(WOWOW)※公式サイトより

 実際にそんなことがあるわけはないと思われがちだが、世の中は狭いようで広い。こういう関係も実在する。

彼女なら安心して夫を託せると思った妻

 アオイさん(39歳)が2歳年上の夫の不倫に気づいたのは、2年前。結婚して8年たったころだった。アオイさん夫婦には子どもがいない。不妊治療を試みたこともあるが、経済的時間的に負担が大きすぎるためやめた。夫婦と猫2匹の暮らしに満足していたという。 「それでも子どもを育てるという夫婦共通の目的がなくなったせいか、なんとなく関係はマンネリ化していました。お互い仕事をしているのですれ違いもあったし」
猫

写真はイメージです(以下同じ)

 夫の仕事は派遣会社でのコーディネート。そこへ相談に来たのがカナさんという女性だったのだが、彼女はアオイさんの中学時代の同級生だったのだ。 「夫もカナも、もちろんそんなことには気づかなかった。カナの仕事の相談に乗っているうち、彼女に惹かれていったそうです」  カナさんはバツイチで病身の母親とふたり暮らし。夫は同情して親身になっていたようだ。 「最近、なんだかヘンだよねと夫に言ったとき、夫がいきなり涙目になって。問いつめたらあっさり白状しました。半年前からそういう関係だと」  自分がバカにされたような気がして、アオイさんはもちろん怒った。相手の名前と連絡先を夫から聞き出したとき、かすかに名前に記憶があったが、あまりにもよくある名前なのでそれほど気にしていなかった。

夫の不倫相手は、中学時代の恩人だった

「彼女に連絡して会う算段をつけて。怒鳴りつけてやろうかどうしようかと迷っていると、やって来たのはカナ。本人を見たら、すぐに記憶がよみがえりました」 いじめ 中学時代、アオイさんは一時期、ひどいいじめにあっていた。そのとき声をかけてくれたのがカナさんだったのだ。彼女にとっては「恩人」である。顔を忘れるわけがない。 「カナちゃんだったんだ、夫の不倫相手と私が言ったら、彼女は卒倒しそうなほど驚いていました。『どう言ったらいいか』『お詫びのしようもない』とうなだれる彼女に、私は『カナちゃんならいいよ』と言ってしまったんです。理屈じゃなく、そう思って、口から言葉が出てしまった」  いいよと言われてもカナさんも戸惑うしかない。その日はいったん別れたが、帰宅した夫にアオイさんは言った。 「カナちゃんとなら一緒になってもいいよ」  そういえばカナちゃんは、いじめる子たちに食ってかかってくれたこともあった。そして最終的には、彼女が同じクラスの不良っぽい子たちを巻き込んでいじめる子たちと対決しようとしてくれたのだ。それは教師や学校の知るところとなり、アオイさんはいじめから解放された。  その後、カナさんは親の都合で引っ越していったのだが、あとから聞いたら親の離婚だったという。
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「彼女ならいいよ」と夫に伝えたら、とんでもない反応が
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