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合コンで職業を言えないデリヘル店長の苦悩。『フルーツ宅配便』の仕事論が深い

 ドラマ『フルーツ宅配便』(テレビ東京系、金曜24時12分~)が、今夜第11話をむかえます。  勤めていた会社が倒産し、ひょんなことからデリバリーヘルス「フルーツ宅配便」の雇われ店長として働くことになった主人公、咲田真一(濱田岳)。最初は嫌々働いていた咲田ですが、お店に勤務する女性たちの境遇に触れることで、店長として自分ができることを必死に模索していくのでした。

指名客が親友だったという地獄絵図

 デリヘルの雇われ店長として働く咲田は、同級生の小田哲郎(前野朋哉)と本橋えみ(仲里依紗)とは定期的に集まって飲むほどの気心の知れた仲です。しかし咲田もえみも小田にだけは、えみがデリヘルで働いていることを言えないままでいました。  ところが、偶然にも小田はデリヘルのサイトでえみの写真を見つけてしまいます。小田はこのことを咲田に話し、「えみに真実を聞こう」と誘うのですが咲田は小田の誘いを拒否。えみがデリヘルで働いていることを認めたうえで、さらには自分もデリヘルで雇われ店長をしていることを告げるのでした。  驚く小田ですが、小田は「ロックだな」と返します。小田にとって、親友の職業によって自分たちの関係性が変わることはないのです。そして、話をしていくうちに小田は咲田が勤めるデリヘルの常連客であり、かつ嬢達からかなり嫌われている有名な「地雷客」であることが発覚します。デリヘルで働いていることがバレる咲田と、地雷客であることがバレる小田。小田は「ド変態」「断ってもめげずに来る」など嬢たちの間で散々な言われようの客だったらしく、この一連のやりとりに笑ってしまいました。  しかし、このあと小田はとんでもない行動に出ます。なんと小田は客としてホテルにえみを呼び出すのでした。  デリヘル嬢として、ホテルの扉を開けた瞬間に小田が現れてえみは動揺します。「無理! できない!」と小田を拒むえみでしたが、とうとう観念しカバンからローションなどの商売道具を取り出すと、「シャワー浴びてきて」と小田に告げるのでした。このときの意を決したような、そして諦めきったような悲しいえみの表情になんとも言えない気持ちになりました。  そんなえみに対し小田は「どんな過去があっても、どんな仕事をしていても友達だ。また前みたいに3人で飲もうぜ」と言い、プレイ分のお金を置いて部屋を出るのでした。

デリヘルで働いていることを隠す咲田の胸のうち

 咲田はその後、小田に合コンに連れて行かれます。合コンには小田と咲田のほかに、同級生で医者の井上俊哉(中島歩)も参加していました。女性陣が井上の職業に食いつき、熱心にアピールをするのですが、井上が途上国で医師として働いているということを知るやいなや、「お金にならない」「治安が悪い国で働くと妻は苦労しそう」と井上への興味を一気になくします。  そして女性陣は咲田に興味を持つのですが、職業を問われた咲田は「人材派遣の会社に勤めている」と嘘をつくのでした。  後味の悪い合コンの後、咲田と井上と小田は男三人でスナックにむかいます。このスナックは、グァバ(松岡依都美)というフルーツ宅配便に勤務しているデリヘル嬢がママをしているお店で、グァバはシングルマザーとして娘を育てるために、昼はフルーツ宅配便でデリヘル嬢として働き、夜はスナックのママとして働いているのでした。  グァバの働きっぷりは圧巻で、ママとしてお客を楽しませ、セクハラ客からお店の女の子を守り、さらにはセクハラ客もうまくたしなめます。底抜けに明るく、プロフェッショナルに仕事をこなすグァバの姿を見た咲田と小田、井上は強く心を打たれるのでした。
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自分の仕事にどこまで自分が納得しているか
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