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セックスレス気味、夫がED…子どもが欲しいならどうすればいい?│医師に聞く

不妊治療は夫婦一緒に行うもの

――男性側の不妊治療にはどのようなものがあるのでしょうか? 不妊治療は夫婦一緒に行うもの富坂「昔は、『子供ができないのは女性の責任』とされていたため、男性側の研究が進んでこなかった側面もあるようです。ですが最近では、男性でも年齢とともに、元気な精子の数が減っていくことが知られるようになってきました。  また、男性側にED(勃起障害)があったり、膣内射精できないといった相談もあります。EDの場合も、医療機関を受診することで、原因にもよりますが、内服薬が著効する場合も多いです。  ケースによっては人工授精もが選択肢になってきます。最近は男性側の不妊治療への認識が高まり、『一緒に病院へ行こう』というご夫婦も増加傾向にあり、とてもよいことだと思います。」 ―高齢出産の基礎知識・第3回― 【富坂美織(とみさか・みおり)】 産婦人科医、医学博士。順天堂大学医学部卒業、東京大学医学部研修医、愛育病院産婦人科医を経て、ハーバード大学大学院へ留学。卒業後、マッキンゼーにて、コンサルティング業務に携わる。山王病院などを経て、現在は不妊治療が専門。順天堂大学医学部産婦人科教室非常勤講師。著書は『「2人」で知っておきたい 妊娠・出産・不妊のリアル』(ダイヤモンド社)、『ハーバード、マッキンゼーで知った一流に見せる仕事術』(大和書房)ほか。 <文/内埜さくら> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
内埜さくら
恋愛ライター。これまでのインタビュー人数は3500人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い(現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定)。コメンテーターとして『ZIP!』(日本テレビ)、『スッキリ!!』(日本テレビ)、『バラいろダンディ』『5時に夢中!』(MX-TV)などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。
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