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大学デビューでトンデモあだ名がついてしまった女子大生…キツい4年間とは?

 春は出会いの季節。そこで大事なのは、新しい環境に飛び込むタイミングでの印象付け…ずばり〇〇デビュー!  けれども、これに失敗してしまうとそのまま一生レベルでくつがえせないイメージを植え付けてしまうことになります。 桜花びら T子さんは、大学デビューで苦々しい経験を持つ女性です。  いかにも真面目そうで、キリッとした聡明な雰囲気。ハキハキとした口調も心地良く、会社では営業職に就いているとのことで、コミュ力の高さも伺えます。 「え。そう見えますか? それは完全に私の社会人デビューが成功した証ではないでしょうか。何しろ、大学入学直後に、私はとんでもない失敗をしてしまったので……」

1日15時間の受験勉強でいぼ痔になってしまった

 T子さんは大学受験の際、本来の成績よりレベルの高いところを志望していたため、かなり厳しい受験勉強を乗り越えてきたそうです。  高校3年生になってからは、わき目も振らずに勉強一直線。特に受験シーズン直前は、1日15時間は机に座る生活をしていたとか。
図書館で勉強する 女子大生

写真はイメージです(以下同じ)

 その結果、見事に志望校には合格できたのですが、身体にその弊害(へいがい)が生まれてしまいました。 「いぼ痔になってしまったんです。勉強のために座り過ぎたせいですね。  入学までに完治しなかったので、学校にも痔主用の穴空きクッションを持参して、それを敷いて授業を受けていたんです。持ち物を入れたバッグのほかに、大きめのトートバックを持って、その中に入れて持ち歩いていました」  さらにサークルの新歓コンパにもクッションを持っていくようになったT子さん。「飲み会の時くらいは……」と毎日クッションを持ち歩く娘を親もとがめたようですが、T子さんはどうしても手離すことができなかったとか。 痔でドーナツ座布団

あだ名が「痔ーコ」に確定。卒業するまで…

「でも、やっぱりそんなものを持っていたら先輩とかにツッコまれますよね。そうなると飲み会のノリもあって『私、痔なんでーす!』なんて明るくカミングアウトしちゃって。  結果、私のイメージは『痔の女の子』が定着して、あだ名が『痔ーコ』に確定してしまったんです」  痔自体は治療を続けたおかげで在学中に完治したとのことですが、最初についたイメージは決して消えることはなく、大学を卒業するまでT子さんは『痔ーコ』キャラを貫くはめになりました。  学年が上がっても、同期のメンバーが新入生たちにそのあだ名を教えてしまうため、後輩たちからも『痔ーコ先輩』と呼ばれていたとか。 「今でも大学時代の知り合いと会えば『痔ーコ』です(笑)。この名前のせいなのか、結局学生時代に学内で彼氏はできませんでしたね。  せまい学校だったせいか、ほかのサークルの人からも『痔なんでしょ?』とか言われることもあって、なかなかキツい学生生活になっちゃって(笑)。社会人になって『痔ーコ』から脱却しようとちょっと真面目なしっかり者にキャラ変してみました」  そしてT子さん、めでたいことに今年の7月にご結婚されるとか。ただ、お相手の方は『痔ーコ』のあだ名をいまだに知らないと言います。 「社内恋愛だったので、彼はその時代の私のことは知りません。でも、結婚式の二次会で確実にバラされちゃうだろうなあ。今から口止めすべきか迷ってます」  実は内心、戦々恐々としているT子さん。無事に『痔ーコ』の過去を守り通せるのか。7月の挙式が楽しみなような怖いような……。 ―シリーズ「春のトホホ」体験談― <文/もちづき千代子 イラスト/やましたともこ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。度を超したぽっちゃり体型がチャームポイント。
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