あけすけな結婚観「夫の役目は物をくれることなのだ」
そして、同投稿では結婚観についても語っています。
===========
私は「
夫に頼って甘えて生きて行けばいい」という思想が好きで、これは伊集院静さんの言葉なのですが「
女の方がエライんだから」と続き、更に「支え合って生きるなんて幻想は抱かない」で結ばれます。
私はこれを実践しているのですが、男尊女卑の考え方とは違いますね。女の方が偉いんだから!
(中略、「旦那」とは仏教で「布施する人」の意味だと引用し)
夫の役目は物をくれることなのだ。
(2018年5月10日のブログより抜粋)
===========
木嶋香苗が、一連の事件で男性たちから貢がせたりだまし取った額は、合計1億円以上だとされています。上記ブログの“思想”からすれば、そこに罪悪感などなかったのかもしれません。
さかのぼって、2017年8月13日のブログ。そこには、2番目の夫に対する気持ちが綴られていました。当時、夫に離婚の意を告げた木嶋佳苗死刑囚。しかし、夫からは「離婚する気はありません」との返事が。
「俺は佳苗が好きなんです。あなたの人を思いやる優しい気持ちや愛嬌のある素晴らしい体が大好きなんです」と夫から返信が来たことに対しての怒りをブログにしたためています。
佐野 眞一「別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判」講談社
===========
え……。愛嬌?体の賛美に愛嬌?私の体が素晴らしいですって?
あぁ、キモいな。夫よ、ストーカーみたいな目で私を見ないでくれ。早く別れてくれ。時計と靴までドン・キホーテで買ってる男が夫だということに、私はもう我慢ならんのだ。2着目は安くなるというそのスーツが嫌いなのだ。
(中略)
私は麻のシャツとかラコステのポロを着て会いに来る男の人じゃないとイヤなのだ。ファッションや装いというワードさえ会話に出ない男性はつまらないのだ。
(中略)
「ユニクロの涼しいやつ着てる」って言われたとき、もう駄目だって思った。ごめんね。黒を着ておけば大丈夫と思ってるそのファッション、お葬式か墓参りに行くようにしか見えないから。素直に別れて。
(2017年8月13日のブログより抜粋))
===========
と、2番目の夫を全否定しています。
ファッションへの並々ならぬこだわり。女王様感。また、夫も含め、あらゆる男性を性的な視線で見て、不満があると罵詈雑言を投げつける。彼女は獄中でも全くブレてない…。
木嶋佳苗らしさに戦慄するしかないブログなのでした。
<文/満知缶子>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
この記事もチェック⇒
スイーツ狂・木嶋佳苗被告のグルメ日記、改めて見ると使える【死刑確定】満知缶子
ミーハーなライター。主に芸能ネタ、ときどき恋愛エピソードも。