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「時給100円ライター」が語る、ネット記事の裏にある超ブラック労働

 普段は別名義で恋愛サイトやニュースサイトをメインに執筆している、ライターのMaiです。
パソコンの前で絶望する女性

写真はイメージです(以下同)

 みなさんネット記事はよく目にされているかと思いますが、その裏側をご存知ですか? 実は、とんでもない闇がそこには存在します。  劣悪なサイトで量産される記事や口コミレビューを書くライターは、場合によってはどんな仕事よりも低賃金で過酷な労働条件になる、いわば「個人ブラック企業」だったのです。  2017年にDeNAのサイト(WELQやMERY)がデタラメ記事やパクリで閉鎖されたとき、問題になった激安外注ライターですが、今もその状況はちっとも変わっていません。  このシリーズでは、ライターのヒドい世界を実体験からありのままにお伝えします。

1円どころか、0.01円ライターからのスタート

「1円ライター」という言葉があります。  これは、1文字あたり1円の報酬で記事を執筆しているライターのことです。1円ライターなら、1時間に1000文字書ければ、時給に換算すると1000円になります。在宅の仕事で時給で1000円稼げるなら、かなり魅力的ですよね。  しかし、この1円ライターに誰もがすぐになれるというわけではないのです。  私は1円ライターどころか、0.01円ライターからのスタートでした。0.01円とは、いったいどういうことなのか、あまりにも安すぎてイメージしにくいですよね。ここで、私が実際にしたヒドい仕事の具体例を出します。

ライターとして学べることは何もなく、ストレスが溜まるばかり

 いわゆるクラウドソーシング(ネット上で仕事をお願いしたい人、仕事がしたい人をマッチングする仕組み)で見つけて何度か行った仕事の話です。当時はライターとしての実績がなかった私は、初心者歓迎・高単価が売り文句のその仕事に思わず応募しました。  仕事内容は、下記のようなものでした。 ・ネットで販売されている男性向けの恋愛商材の紹介が送られてくるので読む ・それを優良商材、カス商材としてこちらで判断して、恋愛商材マニアの男性になりきってレビューを書く ・WordPress(ブログやサイトを作成するサービス)を利用して、レビューに画像つきで記事ページを作成する 書類の山 まず送られてくる恋愛商材自体がひどい内容で、こうしたら童貞からでも簡単に何百人の女性と関係を持てるとか、カス商材としか言えないものばかり。  短いものならまだしも、中には数百ページのものまであったので、読むだけで苦痛でした。
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1週間かかった仕事の信じられない報酬とは?
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