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幼稚な職場いじめ「お菓子外し」で、退職まで追い込まれた私

「怖くて、同年代の女性が多い職場ではもう働きたくありません」と話す山本亜里沙さん(仮名・大学事務・37歳)。彼女をこんなふうに追い詰めたのは、以前働いていた派遣先でのある女性からの“いじめ”だそうです。
職場いじめ

写真はイメージです(以下同じ)

「きっかけはハッキリとわかりませんが、おそらく私がイベントの仕事の手伝いに駆り出され、複数の男性社員と親しくなってから。男性社員と談笑したり、私指名で仕事を頼まれたりすることが増え、よく他の派遣仲間から『せっかく仲良くなったんだから合コンセッティングしてよ!』とか言われてたんですね。でも、いじめの張本人・Aだけは話に加わらず冷めた表情をしていたので……」

“お菓子外し”が地味にこたえるワケ

 そして、Aさんからのいじめがスタート。 「そのときの派遣先は派遣の席だけを集めた島があったんですけど、一番端っこに座っているAが自然といつも差し入れのお菓子などをみんなに配る役目をしていたんですね。で、ある日社員から出張土産の差し入れがあり、それをいつものようにみんなに配りだしたんですけど、私の席だけさりげなくスルーされて……。そう、“お菓子外し”をされたんです」  お菓子外しとは、特定の人にだけお菓子を配らないという職場いじめのひとつ。 「『あれ?』と思いましたが、私の席も端っこなのでうっかり忘れた可能性もあるし、そのときは『まぁいいか』とやり過ごしました。でも、その後も同じパターンが何度か続いて、『あ、これは明らかにお菓子外ししてるわ』と気づいたんです」 お菓子外し お菓子外しをされる辛さは“気まずさ”にあると山本さん。 「その派遣先では、お菓子が配られると休憩がてらみんなその場で食べることが多かったので、お菓子をもらえないと手持ち無沙汰。みんなを眺めているのもヘンなので、仕事をしているしかありません。  一度、隣の席の子が『あれ? 山本さん食べないの?』と聞いてくれたのですが、なぜか『もらってない』と言いにくくて『お腹空いてないからいいの』と答えてしまい……。Aの悪行を明るみにできなかったどころか、私がお菓子を食べていなくても気にされなくなってしまいました

内容が幼稚すぎて、上司に相談もできない

 その状況に調子づいたのか、お菓子外しはいっこうに終わりません。 「『お菓子をもらえないくらい我慢できるでしょ』と思われそうですが、ずっと続くと相当こたえるんですよ。自分だけ貰えるはずのものを貰えないことや、自分だけ休憩できないことがいたたまれず、みんなが食べている間はトイレなどへ行って席を外すこともしょっちゅう。この辛さはされた者にしかわからないと思います」  派遣仲間や上司への相談も考えたという山本さんですが、いじめの内容が“お菓子外し”とあまりに幼稚なため、なかなか踏み切れなかったといいます。 「普段はフツーに接してお菓子外しだけするって、本当に周りに気づかれにくいですよね。そのあざとさに、だんだんAの顔を見るのが嫌になり、職場に行くのが憂鬱になっていました」
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ある出来事でついに限界が訪れる
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