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「しずちゃん女神!」の声多数。山里の結婚でしずちゃんが絶賛されるワケ

 ご存じのとおり、6月5日に「南海キャンディーズ」の山里亮太(42)が、女優の蒼井優(33)との結婚を発表しました。世間は軒並み祝福ムード。2人の好感度も大きくアップしました。  非モテキャラ、妬みキャラとして広く知られていた山里は、会見での神対応などから「男気あふれる男」と評価を一変させ、そんな山里を選んだ蒼井優も「見る目がある」と好感度がアップ。
しずちゃん

しずちゃん。自伝的絵本『このおに』(岩崎書店)リリースより

 Twitterにもおめでとうの声が溢れ、「ほんとに素敵なカップルだと思います。」「私まで嬉しくて幸せな気持ちになりました」「ボス!!どこまでもついてく!!」などと、ファンからの熱い声援も数多く届けられています。

「しずちゃん女神すぎて泣いた」の声

 そんな中、主役の2人と同じぐらい注目されたのが、山里の相方であるしずちゃんこと山崎静代(40)です。  これも報道されているとおりですが、しずちゃんと蒼井優の親交は深く、しずちゃんが初めて映画出演を果たした『フラガール』(2006)で共演して以来の仲。そして出演する番組のファンだという蒼井優と山里を引き合わせたのは、しずちゃんでした。  結婚会見に同席して、嬉し涙を流すしずちゃんの姿に、Twitterでも「しずちゃんが良い女すぎるんだよなぁ…」「しずちゃん女神すぎて泣いた」「人として大切なものを失わず生きて来てる女性」など、絶賛の嵐。なぜここまで評価がうなぎ登りなのでしょうか?  それは、「あんなに嫌がらせをしてきた山里の、恋愛をアシストしたうえ心底祝福できるなんて、しずちゃんは女神!」ということなのです。  しずちゃんは、2018年11月に出版した自伝的絵本『このおに』で、亡くなったボクシングの鬼コーチを描きました。そのリリースで「山ちゃんの厳しさの意味もボクシングをしてわかりました。山ちゃんが生きているうちに気づけてよかったです」とコメントしており、葛藤の末に山里を受容したようなのです。

山里が懺悔した、しずちゃんへの嫌がらせ

 実は、南海キャンディーズは、解散目前になるまで不仲になった時期がありました(知っている人も多いと思いますが)。それは奇しくも、しずちゃんが『フラガール』(2006年)に出演をしてピンの仕事が増え始めた頃。山里は成功したしずちゃんに嫌がらせを繰り返し、一時期は共演NGの状態にまで陥ったのです。
山里著書

山里亮太の著書「天才はあきらめた」がAmazonでベストセラーに浮上

 昨年12月14日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)で、山里としずちゃんが登壇し、「嫉妬による嫌がらせ行為」が明かされました。その陰湿さは、出演者一同がどよめいたほど。  山里が明かした過去の嫌がらせとは、「しずちゃんに一切トークを振らない、ボケにツッコまない」「トーク番組の台本を事前にチェックして、しずちゃんのトークの部分を消した」「しずちゃんが香港旅行に行くと聞き、『芸能人みたいに休みをとるのはおかしい』と嫌味をいう長文メールを送りつけ、旅行に関するネタを100個作れと命じた」…などなど。  ネット上では、番組で涙の謝罪をする山里に感動する声とともに、「シャレですまないクズ男」との声もあがったのでした。  日刊SPA!2016年10月19日で配信された山里のインタビュー記事では、「南海キャンディーズって、ほとんど僕がしずちゃんをコントロールしてて、それでやってきたんだけど一時期、僕があまりにも細かくしずちゃんに指示を出しすぎて、向こうが心を閉ざしちゃったんだよね」と語っていますが、今となっては、いやそういうことじゃないだろう、という気も…。  現在では山里がしずちゃん以上の売れっ子になったこともあり、良好な関係を築いているようです。だとしても、モラハラで自分を追い詰めた男に対し、自分の親友を紹介したうえ、結婚を祝福するしずちゃんの器の広さは大したものです。
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「何があっても自分からは解散させない」
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