先の古典柄は40代の女性にもぴったりの柄になります。ですがより大人の女性のたおやかな雰囲気に合わせるよう、遊びを利かせるというよりは全体的に馴染みの良い色を合わせましょう。

40代からの浴衣コーディネイトは、トレンドを重視よりも「わび・さび」を感じさせる装いの方が若い女性にはない品のある美しさを表現できます。なので、
浴衣の色も派手な色より、くすんだ印象のあるものが良いでしょう。例えば、
きなり色や、薄鼠色、ます花色(グレーがかった青色)あたりが大人の女性の顔立ちに品を持たせることができます。
また30代にオススメしていたような帯と浴衣の色を対比させてメリハリをつけるようなモダンな着こなしも素敵ですが、お遊び感覚があることに違和感を覚えるようであれば、帯は白やグレー、浴衣の色と同色のものを選ぶと良いでしょう。
20代には20代に似合う浴衣を、30代には30代。40代には40代と必ずその年齢、その顔立ちに似合う服というのは存在します。オシャレが若い子の専売特許だと考えてしまうと何を着ても楽しくなくなってしまいますが、年齢を重ねるごとに出来るオシャレがあると思うと、年を重ねていくことがむしろ楽しくなっていきませんか?
浴衣はとくに色・柄・帯との合わせ、そして顔立ちによって随分と変化があらわれます。今のあなたにマッチした浴衣を選んで、素晴らしい輝きを放つ夏にしてくださいね。
<文&イラスト/角 佑宇子>
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(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは
@sumi.1105