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“学校のアイドル女子”がアラサーニートに…「中学生で死んでおけばよかった」

成人式に行っても戻らない中学生時代

「でも、じきに予備校も辞めちゃって、目標もなく過ごしているうちに、成人式がきたんです。私は高校進学の時に地元からは引っ越していたのですが、地元の成人式に出席することにしました。中学生時代の輝いていた日々を、少しでも思い出したかったんです」 成人式 ところが、成人式で昔親しかった人たちに声をかけても、夏美さんはあまりいい反応をもらえませんでした。 「男女ともに、『懐かしいねー』ぐらいで会話が終わってしまって。ほかの人たちは地元の人同士でずっと交流が続いていたようで、私は蚊帳の外。それでも、成人式のあとの同窓会には誘ってもらえたので、行きました。そうしたら、中学生時代に自分が内心見下していた相手までが、すでに結婚していたり、いい大学に進学していたりすることを知って……。誰もが自分より幸せそうで、惨めになりました」  夏美さんは、心が折れてしまったと言います。

中学生に戻れないなら死にたい

「それ以来、私は荒れた生活を送るようになりました。ネットで知り合った男性と簡単に関係を持って、両親のお金で遊び歩いて……。それでアラサーになった今、就職どころかバイトをした経験もなくて、彼氏ができたこともありません。母親には『私の育て方が悪かった』と毎日のように泣かれ、父親には腫れ物に触るように扱われています」  SNSで元同級生の幸せそうな近況報告を見ては、今の自分と比べて死にたい気持ちが強くなるばかりの日々だそうです。「中学生の頃に戻りたい。戻れないなら死にたい」そう夏美さんはつぶやき、話を終えました。  過去の栄光にはこだわらず、これからの人生のために生きるようになればいい、と第三者が言うことは簡単です。ただ、引きこもりや、ニート状態になってしまう原因は本人にしか分からないもの。「こんなのよくある挫折だよ」なんて言葉は、何の慰めにもならないのでしょう。 <文/Mai> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
Mai
アラサー子持ち既婚者。別名義で恋愛コラムなどを多数執筆。現在は取材記事をメインに執筆している。
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