「だったら、ホルモンを増やせないの?」と思ってしまいますが、そういうわけにはいかないと浜中先生は言います。
女性ホルモンの分泌量は一生でわずかスプーン約1杯分と言われているそう。また、
女性ホルモンが崩れる時期やカーブの具合は人それぞれ。更年期障害は、閉経後だけでなく、閉経5年前くらいから始まることはあまり知られていませんし、その症状も千差万別。
人と比べたりせずに、あくまで自分の症状と向き合っていくこと。
同じ年齢だからと言って、同じ症状だと思わないこと。急激な変化を及ぼさないように、細かくケアしていくことが大事だとですね。
では、どうケアしていけばいいのかと言うと、
「早寝早起きと規則正しい食生活が一番いいんですよ、結局」と浜中先生は言います。そんなの分かりきっているよ、と皆さん思われるかもしれませんが、シンプルイズベストなんですね。
大草直子さんと浜中聡子先生
キレイに年齢を重ねていくためには、「そのうちやるやる」の甘えをなくして、今までの生活を変える努力も必要。バランスのいい食事を摂ることや、間食をしないこと、今から小さな積み重ねをしていくことが、自分のためです。
前述の髪にしても、女性はカラーリングやパーマなど外的刺激が多いため、夏場は日傘や帽子をかぶるなど、日ごろからできるケアを心がけることが大事なようです。
耳の痛くなる話ばかりですが、後悔する前に、そろそろ重い腰を上げなくてはですね。
<文/女子SPA!編集部>
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