超人気モデルが「#ボトルキャップチャレンジ」でプチ炎上。その意外な理由は?
セレブやインフルエンサーが何かにチャレンジし、その動画がSNSを通じて拡散されることによって、同じ行為に挑戦する人が伝染するように広がっていくハッシュタグチャレンジ。
その最新版がボトルのフタを回し蹴りして開ける「#ボトルキャップキャレンジ」。絶賛されるセレブが多い中、軽く炎上してしまっているセレブもいるようです。
「#ボトルキャップキャレンジ」が世界中で話題となったのは、セレブが率先して参加したことが大きく影響しています。
『ニューヨーク・タイムズ The New York Times』は最初に始めた人物は不明としながらも、テコンドーの元世界チャンピオン、ファラビ・ダブレッチンが6月25日にインスタグラムに投稿した動画がブームの発端ではないかと推測。
ブームが広がる中、回し蹴りでキャップを開ける正統派だけでなく、バイオリンの弓や車を使ってキャップを開ける動画も登場。
#ボトルキャップチャレンジ#bottlecapchallange #武尊 くん参戦!!#K1 #チャンピオン #Wボトルキャップチャレンジ#挑戦者求む #佐野岳 pic.twitter.com/uX59qEb2X2
— 佐野岳 (@oxgakuox) July 7, 2019
2千万回視聴されたアクションスターのキック
その後、ミュージシャンのジョン・メイヤー(41)がチャレンジを投稿した際に、次にチャレンジする人物としてイギリス人俳優ジェイソン・ステイサム(51)を指名。アクションスターならではのキレのあるキックを披露したステイサムのチャレンジ動画は2千万回以上も視聴され、世界中にブームが広がりました。
ライアン・レイノルズ、ジャスティン・ビーバー夫妻、ドニー・イェンなど海外勢だけでなく、日本でも盛り上がりを見せる「#ボトルキャップキャレンジ」。 これまでに女優の武田梨奈や俳優の佐野岳、格闘家の武尊などがチャレンジに挑戦しています。
#ボトルキャップチャレンジ#BottleCapChallenge pic.twitter.com/1kyIXcI5JS
— Rina Takeda(武田梨奈) (@TakedaRina) July 6, 2019
売れっ子モデルの挑戦は環境破壊とプチ炎上
手を使わないという基本ルールを守り、いかにユニークにかっこよくボトルキャップを開けるかを競い合うチャレンジに様変わりしているようです。All those hours of practicing that straight bow has lead to this single moment #bottlecapchallenge #raychen #violin pic.twitter.com/Ra1wKP32Fb
— Ray Chen (@raychenviolin) July 6, 2019
ユニークな「#ボトルキャップチャレンジ」の決定版として話題となったのが、歌姫マライア・キャリー(49)。
動画に映っていたのは、得意の超高音ボイスを披露し、手品のようにボトルのフタを吹き飛ばす様子で、マライアの声に超常現象を引き起こすパワーがあるのか、何か仕掛けがあるのかと論争が起こるとともに、「最高!」「楽しすぎる」「これが優勝で決まりだね」など絶賛コメントが相次ぎました。 一方、『インディペンデント Independent』によると、モデルのケンダル・ジェンナー(23)は海の上でジェットスキーに乗ってチャレンジに挑戦。その長くてスレンダーな足とスローモーションで編集されたスタイリッシュな映像は「さすがモデル」「美しすぎる」と絶賛され、現在までに2千600万回以上視聴されています。
ところが、この動画については「プラスチックの蓋が海に残されたままじゃない?」「これじゃ環境破壊だ!」と批判する声も多かったよう。批判に対してケンダルは「キャップは回収しました」と絵文字付きでコメントしていますが、「嘘をついているだけでしょ」「ごまかさないで」と信用しないファンも多く、厳しい意見は未だ絶えないようです。 先日、『ゲーム・オブ・スローンズ』で知られる英女優のソフィー・ターナー(23)が「#ボトルキャップチャレンジ」をインスタグラムのストーリー機能を使って投稿(現在は視聴不可)。
ソフィーはカメラ目線で「もう止めましょう。今すぐに」と言った後、ごく普通に手を使ってワインボトルを開栓。「ひどいわよね。でも、誰かがこれをやらなきゃいけないの」というテロップ付きで動画を公開しました。 世界的ブームとなったハッシュタグチャレンジに終止符を打つ、ソフィーのシャレの効いた投稿を『ハフィントンポスト Huffington Post』『エル ELLE』『ピープル People』など各紙が絶賛。 約1カ月続いたブームがようやく終わりそうな予感です。 Sources:「New York Times」「Independent」 <文/橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。


