高熱で無理してタピオカ飲んだら大惨事に…なのに恋が実ったワケ
「ホラー映画の悪霊が出ていくシーンみたい」彼は笑ってくれた
唖然(あぜん)とするMさん。もうこんな醜態をさらしてしまったのだから、嫌われたに違いない。せめて仲の良い仲間のままでいるために、明るく振る舞う事にした美沙子さん。
「笑いながら『ごめーん、酷いシーンを見せて…野良犬に噛まれたと思って忘れてね!』と言ったらMさんも吹き出して、大笑いし始めたんですよ」
すると彼がハッとして「ごめんごめん、もう気持ち悪くない?大丈夫?」とタピオカミルクティーでベタベタになった美沙子さんをタオルでふいてくれたので「大丈夫、なんだか吐いたらスッと楽になったみたい」と答えると…。
「Mさんがまた、こらえきれずに笑い出して『タピオカを吐き出す様子が、まるでホラー映画の取り憑いた悪霊が出ていくシーンみたいだったから…病気も出て行ったのかもね』なんて言うから私も笑ってしまって!」
タピオカはふたりの恋のキューピッド
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