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サザンファンの男性との夏デートが苦行すぎた女性の嘆き

夏祭りをディスり始める彼に萎えた

「もう正直飽き飽きしてて、やめてーって思って我慢できずに近くのイベントを検索しました。そしたら夏祭りがあるらしいので、『ここに行きましょ』って提案し、サザンデートからの脱却を図りました」
夏祭りディスり始める彼

写真はイメージです

 無事サザンゆかりの地めぐりから夏祭りデートに切り替わった2人。ホッとしたのもつかの間。最終的に菜々子さんを萎えさせる行動を彼は取っていきます。 「なんと彼、ビールが飲みたいっていって、出店ではなく隣接している激混みのコンビニに突撃していったんです。『並んでるからやめようよ』って言ったら、『コンビニの方が安いから』って。確かに缶ビールの方が安いけど、お祭りとかの体験ってプライスレスじゃないですか。もうびっくりしちゃって…」  その後も彼はことごとく「出店の食べ物はまずい」「座ってゆっくりご飯を取ろう」と、お祭りを軽めにディスり、奈々子さんを萎えさせたそうです。 「結局自分のしたいことがしたいだけだったんだなって、痛感しました。しかも私の住まいが彼の会社の近くだってわかると『今度行っちゃおっかなー』って、付き合ってもいないのに彼氏気取り。もうやめてーってドン引きしてデートを終わらせてきました」  それ以来彼とは一度も会っていないそうですが、湘南の海をみるたびに、奈々子さんは聖人さんのことを思い出すそうです。 ―シリーズ「夏に起きたトンデモ」エピソード― <文/しおえり真生・イラスト/カツオ>
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