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才媛の美人女優、ルックスで評価する社会を批判。昨年はセクハラ告白も

 ハリウッドを代表する美人女優ナタリー・ポートマン。アカデミー賞主演女優賞をはじめ様々な賞を受賞した実力派で、アメリカ屈指の名門・ハーバード大学を卒業した才媛としても知られる。  だが、そんなパーフェクト女優のナタリーが、ルックスで判断されることと「常に戦っている」と明かした。一体どういうことなのか?
ナタリー・ポートマン

ナタリー・ポートマン

 英版ハーパーズ・バザー誌9月号掲載のインタビューに答えたナタリー。見た目で判断されがちな女性の立場について、美で個人の価値を決める価値観を批判した。 「女性として、ルックスのみで価値を評価されることと常に戦っている。他人の眼差しや意見で定義されるなんて、とても軽薄なこと」 「そして美とは、つかの間のもの。時間に閉じ込めることが出来ないもの。蝶のように、はかない命ね」 「意味ある生きるに値する人生を送るには、美に甘んじてはならないわ」  ナタリーといえば、世界から美男美女が集まるハリウッドの中でも「ナンバーワン美女」といわれるほどの美貌の持ち主。ディオールの人気フレグランス「ミスディオール」の広告塔も務め、その美しさ・華やかさで人々を魅了してきた。
 この美しさがあれば、見た目で判断されることと戦う必要はないのでは? と思ってしまうが。多才なだけに見かけだけで判断されたくない! ということなのか、それとも他に理由があるのか……。  また今回のインタビューで、女性は怒りの感情を持たないと刷り込まれていると語ったナタリー。 「私達は、怒りの感情を持たないと教えられてきたわ。その代わり、悲しいとか動揺していると感じるのよ」 「そして、このことを認識した時、私の心の中で何かが突然変わった。これまで涙が込み上げてきた時は、実は私は怒っていたってことが分かったの」 「ただ、その表現の仕方を知らなかったのよ」

少女時代には様々なセクハラを経験

 13歳でデビューしたナタリーは、早くから子役としてブレーク。特に、映画デビュー作となった1994年の映画『レオン』での演技は世界各国で賞賛され、その名が広く知られるようになった。  一方でこの映画の後には、様々なセクハラを経験するようになったというナタリー。男性のレイプ願望が記されたファンレターを受け取ったり、性交しても法的に問題ない18歳になる前には、あるラジオ局がナタリーの誕生日までのカウントダウンを始めたり、映画のレビューで「胸が大きくなり始めた」と書かれたり。
1994年の映画『レオン』

1994年の映画『レオン』のDVD。手前にいるのがナタリー
(※画像:Amazonより)

 そして、わずか13歳という若さで、性的に自分を表現することの危険さに気がついた……こんな衝撃的な過去についてナタリーが語ったのは、昨年1月に行われたデモ「ウィメンズ・マーチ」でのスピーチ。  ナタリーはスピーチの中で、女性が欲望を自由に表現し、思うように行動しても「すべての女性の身の安全が守られるべき」と力強く訴えた。  リース・ウィザースプーンといった役者仲間が立ち上げたセクハラ撲滅を目指すタイムズ・アップ運動に非常にインスパイアされたというナタリー。  女性を見た目で判断する風潮や、性差別といったものは、すぐにはなくならないだろう。しかし、ナタリーのような女性が怒りの声をあげることで、ほんの少しずつ、何かが変わることもあるのではないだろうか。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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