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母親が大事にしてる不気味な日本人形「生きてるみたいなんです…」

 みなさんの周りに霊感の強い人はいますか? 私の場合、母親がかなり霊感が強い人です。心霊現象に遭遇することも多く、テレビで活躍する有名霊能者にも「この人の持つ力は凄い」と言わしめたほど。
リビングを回る火の玉のイメージ

写真はイメージです(以下同)

 私はまったくの霊感ゼロ人間ですが、その影響で実家にいた頃にはいろいろ見えていたくらいです。リビングを回る火の玉や、眠る母の隣にべったりと張り付く黒い影、定期的に現れる白い男の子の影など、実家で見かける謎現象には数えるときりがありません。

母親が大事にしている不思議な人形

 そんな母がかれこれ60年は大切にしてるものがあります。それは、緑色の着物を着たおかっぱ頭の市松人形。サイズは全長50cmほどでちょっと大きめ。箱に仕舞われているわけでもなく剥き出しの状態で和室に鎮座しているのです。 母親が大事にしている不思議な人形 正直、子どもの頃からこの人形が怖くて仕方ありませんでした。なんというか、明らかに「生きてる」んです。そこに居るだけで物凄い迫力があります。私も2歳下の妹も、実家で暮らしている時からビクビクしてましたし、妹の子どもたちも気軽には近寄れないと言っていました。  人形にまつわる逸話は数多あります。今から約40年前。母は最初の子どもを流産しており、悲しみの淵に沈んでいました。しかしある日の真夜中。その人形がぴょんとお腹に乗ってきたそうです。あまりに驚いて失神してしまった母は、翌朝から体調がすぐれず病院に行ったところ、なんと赤ちゃんが出来ていたと言います。ちなみに、その子が私です。  その他にも、髪の毛が一部分だけ1cmほど伸びていたり、母が肩や足を怪我した時には同じ場所が壊れていたり。不思議な現象を常に引き起こしています。
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霊感の強い友人を自宅に招いたら…
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