Beauty

クレンジングシートは肌負担MAX。選ぶならオイル?クリーム?│医師に聞く

「恋をするとキレイになる」は本当だった

 最後に高瀬先生から、アラフォー女性への応援メッセージをいただきました。 恋をする「アラフォー世代こそ、恋をしましょう。『恋をするとキレイになる説』は事実です。恋をする対象は人ではなくても、ペットでも趣味でも、胸がキュンとして『優しく接したい』と感じるものなら何でもいいのです。  恋をすると脳下垂体から『フェニルエチルアミン』というホルモンが分泌されます。これは食欲を抑制する、気持ちを前向きにする、肌や目に潤いを与える効果があるホルモンです。女性ホルモンのエストロゲンの分泌を促す作用もあります。  日本では女性の社会進出が推奨されていますが、女性が社会で働くことは、実は女性ホルモンにとっては真逆の行為。社会に出るということは、男性ホルモンの一種であるアンドロゲンなどが分泌されやすくなります。  女性らしさを作るホルモンとして、乳房の発達、皮膚、骨、筋肉、脳、自律神経などの働きにも関係するエストロゲンや、“慈愛のホルモン”と呼ばれるオキシトシン、周囲に優しくできるようになるといわれているホルモン、セトロニンが分泌されづらいシチュエーションに置かれているということです。  恋をすることで、これらのホルモンは分泌されやすくなります。だからこそ仕事や家事、育児に忙しいアラフォー世代こそ積極的に恋をして、自分が女性であるメリットとして得られるホルモンの分泌量をできるだけ増やしてください。女性であるメリットを享受していただきたいのです。  自分の肌にご自身で触れるだけでも、“慈愛のホルモン”と呼ばれるオキシトシンは分泌されます。スキンケアをすることで自分の肌を見ることは、自分自身を見つめること。私は“自分をかわいがる時間”だと捉え、仕事や子育てで忙しくてもスキンケアタイムだけは自分の肌を触るよう意識しています。自分を慈しむ時間としてぜひ、スキンケアを丁寧にしてみてください。最も気軽な癒やしになると思います」 【髙瀬聡子(たかせ・あきこ)】 皮膚科医。東京・中目黒にある美容皮膚科クリニック「ウォブクリニック中目黒」総院長。「高機能・高実感」と「ラグジュアリー・クオリティ」を同時に叶える化粧品「アンプルール」の研究開発も行う。雑誌、テレビ出演などさまざまな分野で活躍中。著書は『「ゆる美容事典」 「ほどほど」「ズボラ」で美肌を手に入れる』(講談社)、『気になるパーツのスキンケア2週間速攻メソッド』(宝島社)、『「いちばんわかるスキンケアの教科書」~健康な肌のための新常識~』(講談社、予防医療コンサルタント・細川モモ氏と共著)などがある。 <文/内埜さくら> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
内埜さくら
恋愛ライター。これまでのインタビュー人数は3500人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い(現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定)。コメンテーターとして『ZIP!』(日本テレビ)、『スッキリ!!』(日本テレビ)、『バラいろダンディ』『5時に夢中!』(MX-TV)などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。
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