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ダサい服が話題になった人気俳優。批判や噂から“心を守る方法”を明かす

 昨年来日した際にはファンが熱狂し、サイン会や撮影会の高額チケットも争奪戦となったという、日本でも大人気のトム・ヒドルストン。高学歴のエリート俳優として知られるが、素顔は親切かつ礼儀正しい英国紳士。そんなパーフェクトなトムが、これまで抱えていた葛藤を告白した。  さらに、「ダサすぎる!」と世間を仰天させた珍ファッションについても、真相が明らかになっていたようだ。
トム・ヒドルストン

トム・ヒドルストン

 1981年、イギリスのロンドンで生まれたトム。ウィリアム王子も通っていた英名門パブリックスクール「イートン校」で学んだ後、ケンブリッジ大学に進学。大学卒業後は、数多くの名優を輩出している王立演劇学校を卒業した超エリートだ。  知性と教養にあふれるトムだが、素顔はとてもフレンドリー。インタビューなどにも丁寧かつ気さくに応じ、時にはダンスや物まねを披露するお茶目さで世界中のファンを魅了している。  フェミニストを自称し、ここ最近、特に映画界で潮流となっている女性の権利向上を目指す活動にも参加。また、慈善団体に協力したり、ユニセフの英国大使として飢餓や戦争に苦しむ子供たちのための活動も積極的に行う。  さらに、身長187cmという長身で、英国紳士らしくスーツをバシッと着こなすトム。複数のスタイリスト賞やベストドレッサーに選ばれ、ファッション業界からも熱い視線が注がれている。
 2011年のマーベル映画『マイティ・ソー』でロキ役を演じ、世界的にその名が知られるようになった。主人公ソーの弟であり、悪役とされているロキだが、トムの絶妙な演技力で人間味あふれるキャラクターとなり、実はソーよりも人気者?!との評判も。  実際、ロキを主人公にしたドラマが制作されることが正式に発表されていることからも、その人気ぶりがわかる。  ちなみに2018年には、「東京コミコン2018」で来日。日本でも「トムヒ」「ロキ様」の愛称で多くのファンを持つトムの参加に観客は熱狂した。東京コミコンでは、サイン会や撮影会も行われたようだが、驚くのがその価格。それぞれのチケットがなんと2万8千円で、一般的には安いとは言えない価格帯。だが、そのチケットも争奪戦となった上、「その価格でトムヒに会えるなら実質無料!」との声さえあがったという……。

「ダサい!」と衝撃が走ったTシャツの真実

 高学歴、高身長、俳優としても人気・実力ともトップクラス。そんな非の打ち所がないトムだが、「アベンジャーズ」シリーズで一躍スターとなり、有名人ゆえに根も葉もないことを言われることに悩んでいたという。ニューヨーク・タイムズ紙にトムはこう語る。 「他人の考えをコントロールするなんて不可能だし、可能であるべきでもない。特に、事実無根の場合はね。僕に向かってくる良いものも悪いものもやり過ごすことを学んだんだ。昔は当たり前のように責任を感じていたからね」  またトムは私生活に関して秘密主義になっているそうだ。 「今は多分、様々な形で僕の内面に関して守りに入っている。以前は守る必要があるなんて分からなかったからね」  さて、トムが守りの姿勢になっている原因の1つが、過去に取り沙汰されたテイラー・スウィフトとの交際。2016年にほんの数か月だけテイラーと交際していたトム。関係が明るみになると、「売名行為」「フェイクの恋愛」など色々書き立てられた。そして、特に人々に衝撃を与えたのが、テイラーと海ではしゃぐトムが着ていた「I (ハート)T.S.」タンクトップ。 「テイラー・スウィフトを愛している」を意味する「I (ハート)T.S.」と書かれたそのタンクトップを着用したトムの姿にファンは騒然となり、「実はダサい男なのでは?」との疑惑まで浮上。  だが、あれはあくまでジョークだったとのちに説明したトム。アメリカの独立記念日にみんなでパーティーをしているときに背中をけがしたため、傷口を隠そうとシャツを探していたら、テイラーの友達にあのシャツを渡されたということだ。  テイラーとの交際期間中、パパラッチに追い回され、あることないこと書かれたこともあってか、最近はテイラーの質問をNGにしているともいわれているトムだが……。でも、そんなダサいTシャツでいじられるようなところもまた、魅力の1つではないだろうか。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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