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人前で緊張しちゃう人が「5分で楽になる方法」を、吉本興業トレーナーが伝授

ネガティブ思考を利用しよう

 ここまで読んだあなた、もしかしたらバカバカしいな、なんて思っていませんか。ええ、私も最初は疑いました。でも、テレビや舞台で活躍する芸人さんや俳優さんだって、私達と同じ人間。嫌なことや辛いこと、緊張する場面など、山ほどあるはずなのです。それを、観ている人(私達)には一切感じさせないのは、別人になるスイッチのオンオフができているからではないでしょうか。 ネガティブ思考を利用しよう 私達も日々、日常というドラマの中で戦っているんです。バカバカしいな、と思いつつ、笑ったり踊ったりしているうちに、私も別人になりきり、緊張しないで過ごすことができました。  とはいえ、「自分なんかうまくいくわけない」という風に凹んでいませんか。このネガティブ思考、一見して悪者っぽいですよね。しかし本書では、「『うまくやってやろう』などという向上心は、緊張感をあおるだけです」と、まさかのネガティブ思考推し。  いくら準備を完璧に整えても、緊張がちらついてしまうのが人というもの。そんな時、本書は「『どうせ自分なんかうまくいくわけない』と考えるようにしました」と言います。確かに、ネガティブ思考を認めてしまえば、安心感がわいてきませんか。ただし、努力や練習を積み重ねた上での、ネガティブ思考推奨です。  やるだけのことはやったんだ、という裏付けがあるからこそ、「どうせ自分なんかうまくいくわけない」から、うまくいったら儲けものかもしれない、というポジティブ思考も生まれるのかな、と私は思いました。  生きていれば、緊張する相手や物事に出会ってしまいます。いちいちストレスだな、とあきらめる前に、「伊藤式・緊張撃退メソッド」を活用して、緊張を味方につけてみませんか。  きっと、毎日がもっと愉快になりますよ。 ―小説家・森美樹のブックレビュー― <文/森美樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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